Windowsのインストール


ここではWindowsのインストール中のステップを説明します。尚、画面は本物のマシンと同じなので、
自分のDOS/V機が壊れた時等にも役に立つと思います。

1、GUI操作前のもの

 Setupと入力してReturn後に下のような画面が表れます。(B、Cの方)

Aから来た方は同じ内容で日本語です。(↓参照)

Enterキーつまりはリターンキーを押して下さい。スキャンディスクが始まります。終わると画面が停止するので終了を選びます。尚、B、Cから来た人はなんにもしなくてもいいです。


↑終了を選びます。

スキャンディスクが終わると下のような表示が出て来ます。

Aの方なら(内容は同じです。)

要求通り少しまってあげましょう。スルト、Aの方だけキーボードの種類を聞いて来ます。ここでは自分の使っているキーボードを指定します。JIS Keyboardのかたは106です。

2、ようこそ

 ここでは続行をクリックして下さい。ちなみにかかる時間ですが、エミュレータという環境でただでさえ遅いのにタラタラグツグツとやっていると1時間で終わりません。(選択するOptionによっても変わりますが...。)
 Windows95よりもさらに簡単に使用できるようになりました。とありますが、Virtual PCにしてみればさら重たく容量を食うようになりましたの方が正しいと思います。しかもこんな売り文句を見ているのは触りはじめの初心者の方よりも「また吹っ飛んだ!クソッ!」と嘆いているバリバリに使っている方だと思うのですが...。


OK後の画面

3、ディレクトリの選択

 Windowsをインストールするディレクトリを指定します。その他のディレクトリというのはその通り、別のディレクトリにインストールすることも出来ます。現在下の図ではC:\WINDOWS.000となっています。ですが、普通はWindowsに入れますのでここはその他のディレクトリを選択してWindowsにします。
 最初からWindowsになっている方は変更する必要はありません。


ここでその他のディレクトリを選びます。

詳しい知識がある人とシステム管理者以外はこの設定を変更するなとあるが気にしないこと。
あなたは管理者なのです。(笑)

尚、最初からWindowsになっている人は変更しないで下さい。変更し終わったら次へをクリックして下さい。間違えてもディレクトリの変更をへ来てもキャンセルは押さないで下さい。インストーラが終了します。

4、ディレクトリの準備
 イメージを作成する時点で、2000MBと入れるところを200MBと間違えたりしない限りまず失敗しません。完了したら次ヘをクリックして下さい。

5、セットアップの方法

 Macでシステムの再インストールをやった方は解るかも知れませんが、要するにどんな形態でインストールするかです。(説明になって無い上、意味不明)

標準は簡易インストール、ポータブルはそのまんま、コンパクトはこのコンピュータの最小限のシステム、カスタムはカスタムインストールのことだと考えてください。しかし簡易インストールといえど、いらんもんが一杯は行って来ます。自信の無い方は上の3つから選んですすめて下さい。自信満々、あるいは自信は無いけどいらんもんはポイポイ主義だから余計な物は入れたく無いという方はカスタムを選んで次ヘをクリックして下さい。下はカスタムインストールの画面です。


すべてチェックを外して起動してもCDを使う等基本的なことは出来ます。

あらかじめいっときますと全部チェックを入れなくても起動できます。取りあえずうごきゃーいいやという方は全部外して下さい。ほとんどが後から追加できますし、インストールの時間の節約にもつながります。

6、識別情報

 識別情報は主にPCでLANを構築する時に使われます。つまりPCによるLANを構築しない人にとっては設定する必要はありません。構築しない人はそのまま次へをクリックして下さい。


社内でコンピュータの説明:「ウイルスで一杯。危険」と書いたらアクセスしてくれるかな?

コンピュータ名はコンピュータ名でそのまんま。テキトーに。ワークグループはApple Talkゾーン(←使ったことが無い。)みたいだと思います。自分で組んでいるLANの場合はテキトーに。コンピュータの設定は何も入力しなくて良いと思います。(このへん、自信が無い。)終わったら次へをクリックして下さい。

7、コンピュータの設定

 キーボードレイアウトと地域を設定します。ここら辺全然分かりません(笑)。デフォルトで全然問題無いと思います。変更する際は「変更」をクリックして下さい。次へ進みたい or わからない時は「次へ」をクリックして下さい。


↑私は何も変更していません。

↑キーボードレイアウトの変更

↑地域の設定。地域とデバイスに何の関係が...。謎です。

8、地域の設定

 地域を設定します。これがどこへどう影響されるかはよくわかりません。取りあえず日本にしておきます。かえたい人は勝手に替えて下さい。


北朝鮮ってどんな情報がくるんだろう???。

9、起動ディスク

 起動ディスクを作ります。必要な物は「いらない2HDのFD2枚」か「1.4MBのブランクディスクイメージ」です。作らない方は必要ありません。後で作ることも出来ます。暇で暇で仕方が無い方ならFDで作って下さい。ほかのWindowsマシンでも使うことが出来ます。さくっと作りたい方はDisk Copyで1.4MBの空イメージを作って下さい。ロックはしないで下さい。イメージ形式の方が起動が速いのでせっかちな方はイメージで作って下さい。イメージの使い方は、VPCの画面(ウインドウ)の下にあるフロッピーの取り出しにDrag&Dropするだけです。
 でも最後の手段としてイメージをダブルクリックして大切な物だけ取りだせるVPCですから無くてもかまいせん。まあ持っておいても損はないと思います。


次へをクリックして「ディスクの挿入」のウインドウが表れたところでキャンセルをクリックするとこの行程を飛ばせます。

↑ ここでキャンセルをクリックするとこの行程を飛ばせる。
作りたい人はOKをクリックして下さい。

 余談ですがWindowsの起動ディスクはMacよりシケています。GUIなんかではありません。呪文のようなコマンドでファイルを移動させたりします。
 MacOS9.0.2のCDは起動すると日本語入力ができ、ネットワークへ接続するとことができます。しかしWindowsの起動ディスクは日本語入力すら出来ません。表示のみです。またDOS用のプログラムしか動かすことが出来ません。ネットワークへ接続なんて夢の夢です。ですから最後の手段があるとは言えこまめにバックアップをとっておきましょう。
 バックアップをできるのはFDとセカンダリハードディスクだけです。MS-DOSの知識が無い方は最後の手段に訴えて下さい。尚、本物の「マシン」では設定を書き換えることにより外部SCSI機器を使うこともできるようですが・・・。詳しいことは知りません。

10、コピー開始

 下の画面が出るとゴタゴタした設定は完了し、ファイルのコピーが開始されます。Macなんかと比べ物にならないぐらいに時間がかかるので覚悟しておいて下さい。
 尚、この画面が出てくるまでの手順がこのページ通り無い方、そんなの気にしないで下さい。要はWindowsが動いてWindows用のソフトが走って、セキュリティホールが突かれれば良いのです。細かいことは気にしないでさくさくインストールをすすめましょう。


次ヘをクリックするとコピーを開始します。

 途中止まったように反応しなくなることがありますが、しばらく待っていればじきに普通に戻ります。まあ1時間ぐらい動作停止状態が続くならフリーズでしょうけど。

11、再起動

 ファイルのコピーが終了するとWindowsセットアップウィザードは再起動しろと言って来ます。再起動をクリックすれば再起動します。
 「マウスに手をやるのめんどくせー」という方は放っておいて下さい。勝手に再起動します。


ほぼ強制的再起動ですね。

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