自作6号機(14号機)
自作6号機
2008.10.26撮影
CPUはファンレスにしました。 スペック建造時 最終形態 Mainboard VIA PC-2500G(ID-PCM7G CN700&VT8237R+) CPU/Clock C7-D@Esther 1500MHz(Onboard) メモリ DDR2-533 512MB(NB) 2GB(PQI 1GBx2, MAX) HDD Seagate 250GB(Serial ATA) ビデオ VIA Unicrome Pro IGP(Onboard) システム CentOS 5.1 CentOS 5.11 消費電力 約35〜42W
●紹介&概要 実家の8号機の後継として作ったメールサーバ以外の汎用サーバマシンです。気付いたら通算14台目のマシンです。
8号機はコンデンサが妊娠したので交換したことと、電源が500円のジャンク電源であること以外、特に問題があるマシンではありませんでした。ただ、HDDがぐちゃぐちゃなことと、向こうで鯖が必要になると困るので新たに組みました。●ハードウエア概略
マザーボードはVIAのPC-2500Gです。VIAと言えば省電力MBのEPIAやmini-ITXで有名ですが、このボードは平たく言うとそのEPIA等のMicroATXバージョンです。ただ、CPUがC7-Dと、通常のC7よりやや消費電力が大きめです。
PC-1500番台と悩んだのですが、市場価格が暴落しているDDR2が搭載できるこちらを選びました。メインのHDDを初めてSATAで接続したマシンです。メモリは最初、512MBでしたが、調子乗って1GBx2 2GBと限界まで積んでしまいました。メインのHDDは初めてSerial ATAを使いました。
OSはCentOSです。今までずっとRedHatの系統を使っていましたが、RedHatの割と正当な後継である、Fedoraはもう付いていけません。
●引退
非常に安定した構成で8年間特に大きな不具合無く動いていましたが、2008年当時としては善戦していた消費電力も今となっては高いものになってきました。
またCentOS5→6のアップデートが非常に煩雑なことと、高機齢から来る不具合多発が怖かったため、24号機(Webサーバ)と29号機(VPNルータ)を後釜にして引退させました。
電源の変換効率が70%と低いため再活躍は無いと思います。
性能こそ高くありませんが、最後まで安定して動作しました。成功した自作機だと思っています。
●歴史的意義
14号機はHDDがSATAで組まれた初めてのマシンで、CentOSを初導入した機種でもあります。
●除籍
24号機が稼働し引退後も実家で保管していましたが、24号機の後継は36号機としてMiniITX機でリプレースし、問題なく稼働を始めたためこのケースの使用見込みは無くなりました。
それに伴い、電源の入手性がネックなことと、収容力に難のなるこのブック型ケースが日の目を見ることは無いと思ったので15号機と共に廃棄処分し除籍としました。