28号機 - J4105-ITX @ Silverstone SST-ML06B


初期: ASRock N3050B-ITX
2期: MSI N3050-ECO
3期: ASRock J4105-ITX

28号機 初期構成
(初期構成の写真はありません)
スペック

建造時 1期目最終構成
チップセット ASRock N3050B-ITX
System on Chip@Intel N3050
CPU/Clock Intel N3050@Braswell
1600Mhz / 2160MHz x 2 cores
メモリ DDR3L 1333MHz
4GB x 2
ストレージ SSD ?GB
SSD 160GB
ビデオ Intel HD Graphics
システム Ubuntu Server 14.10 LTS
消費電力 未計測

28号機 2期構成

2019.04.28撮影
スペック

建造時 現在
チップセット MSI N3050I ECO
System on Chip@Intel N3050
※ASUS N3050I-Cと書いておりましたが誤りでした。
CPU/Clock Intel N3050@Braswell
1600Mhz / 2160MHz x 2 cores
メモリ DDR3L 1333MHz
4GB x 2
ストレージ Crucial 120GB
ビデオ Intel HD Graphics
システム Ubuntu Server 14.10 LTS CentOS 7
その他 Intel Gigabit CT Desktop Adapter
消費電力(Idle / MAX) 約16W / 未計測

28号機 3期構成

ATX 12V/4pinが不要になり助かりました。
2019.04.28撮影
スペック

建造時 現在
チップセット ASRock J4105-ITX
System on Chip@Intel J4105
CPU/Clock Celeron J4105@Gemimi Lake
1,500MHz x 4 Cores / 4 Threads
Turbo boost 2,500MHz
メモリ DDR4 SO-DIMM 2,400 MHz
4GB x 2
ストレージ Crucial 120GB
ビデオ Intel UHD Graphics 600
システム CentOS 7.5
その他 Intel Gigabit CT Desktop Adapter
消費電力(Idle / MAX) 約17W / 未計測

● 紹介と概要

 26号機の反省を改め、21号機の後継となるべく実家側OpenVPNルータと導入したマシンです。AES-NI搭載CPUオンボードマザーが出たため新造に踏み切りました。

 安価なケースに安価な電源を使用し、新造コストの低廉化を追及してる機器ですが、山洋電気の超低速ファンを2機搭載し、SSDも70度対応品を用いるなど、40度超の過酷な環境でも安定した運用が出来るよう考慮されています。

●1期構成

 当初はIntel NUC(NUC5CPYH)での構成を予定していましたが、NUCは特殊形状のファン付きのため、実家の過酷な環境での運用に適していないと思われたため通常のMini-ITX機となりました。

 SSDは23号機からのお下がりです。

●2期構成の紹介

 1期めの構成はOS or MB or SSDの相性が悪かったのか、再起動でコケる上にディスク(SSD)を見失うなど安定運用には程遠い状態でした。その不安定さに業を煮やしてMBとSSDを交換したのが2期目です。

 ディスクを見失うことは無くなりましたが再起動でコケる、UbuntuでもCentOSでもEFI周りの処理をするとクラッシュするのは相変わらずです。N3000シリーズ、Ubuntu 14.04と相性悪いんでしょうかね。。。

 ちなみに、1期目の160GBのSSDは23号機→21号機→28号機(本機)と渡り歩いてきたSSDで、28号機の後は29号機で稼働しています。

 29,30号機も同様ですが、正直なところBraswellマザーは導入して失敗でした。運用開始3年経たずして、すでに更改対象です。

● 3期構成の紹介

 2期までの28号機はBraswellというCPUを使用しています。調子に乗って同Braswell系列で30号機まで建造してしまいましたが、このCPUはIntel C1 State Bugという地雷があます。
 発症すると、LinuxやFreeBSDで再起動時(特にKernel Upgrade直後)にフリーズします。
 GRUBでカーネルパラメータを追加すれば直るという情報もありましたが、私の機材ではどれも直らずOSアップデート後は渋々IP Powerで電源を入れ直していました。
※21号機2期や13号機3期も同じバグ持ちのはずですがなぜか発症しませんでした。

 そんな運用しにくいマシンが3台もある環境にだんだん嫌気がさし、遂に13号機4期目と同一のマザーボードを買ってきて入れ替えて改造したのが4期構成です。
 マザーボードを入れ替えただけなので、それ以外の構成は2期構成から全く変わりません。

 マザーボードはASUSのJ4005I-Cと少し悩みましたが、このマシンはVPNサーバで、NIC 2口がどうしても必要なため、PCIeスロットのある渋々J4105-ITXになりました。
 本当は31号機新造の際にいろいろあって放置プレイ中のCeleron G3900を使って改造したかったのですが、2019年ではSkylakeの旬は完全終わっています。
 そのため下手にSkylake対応のITXマザーを買うよりもJ4105を買ったほうが安いのでこの構成になりました。

 Braswell系列中で最低グレードのN3050と異なり、J4105はGemini Lake系列では上の方のグレードなためか、残念ながら消費電力は増えてしまいました。

 平成最後の改造機となりました。