34号機 - ASRock N3050B-ITX @ Lian Li PC-Q21


34号機
33号機全景
左側の青白のツイストペアのコードはリセットスイッチです。
ケースはファンレスです。
2020.09.26撮影
スペック

建造時 現在
チップセット ASRock N3050B-ITX
System on Chip@Intel N3050
CPU/Clock Intel N3050@Braswell
1,600MHz x 2 Cores / 2 Threads
Turboboost 2,160MHz
メモリ DDR3L SO-DIMM 8GB
DDR3L-1333 4GBx2/2 Slots
ストレージ Intel 320 Series 160GB
ビデオ Onboard
(Intel HD Graphics)
システム CentOS 7.9
その他 -
電源 pico-PSU-120WI-25V
GO FORWARD Technology
19V 3.42A(秋月)
消費電力(Idle/MAX) 不明

●概要と紹介

 34号機は直接的には30号機の後継、事実上は29号機の後継として新造したOpenVPNルータです。
29号機のつもりとしての後継機として(実家から)持ってきた30号機が、運用開始後わずか1ヶ月で壊れてしまったため急遽新造しました。

 29号機はもともと実家から引き上げてきた30号機を後釜にして、29号機自体は別の用途に転用しました。そして、この後釜の30号機ですが、再稼働後わずか1ヶ月で壊れてしまいました。そこで慌てて急遽新造することになったのがこの34号機です。

先代の29-30号機は、もともとは2020年にGemini lakeの後継(※1)が出たら、機齢の高い24号機と25号機(2020年時点で7年超)ともども同一構成でリプレースを計画していました。
 その前段として、ファン付きの29号機をファンレスの30号機で追い出して、サーバのすべて無音化を目論んでいました。
※1 Gemini lake RefreshではなくTremont相当のことです。つまりJasper lakeやElkhart lakeのことです。

 しかしこの30号機は実家のクソ暑い環境でダメージが蓄積されてたのか、30号にリプレースしてわずかひと月で電源が入らなくなり、29号機も別の役目をアサインしてしまった後で、戻すに戻せなくなりました。

 マシンが足りなくなってしまいどうしようもなくなってしまったのと、計画外に壊れてしまって新造する予算も資金も無かったで、とりあえずケースは新品で買ってきてあとは色々やりくりで作りました。。電源は13号機、21号機、33号機のpicoPSUの予備と余ってた19VのACアダプタをつけて、本構成はリプレースまでの繋ぎと割り切り、色々使い回しで新造しました。

●ケース選定のポイント

 34号機は28号機同様VPNルータとして使うため、オンボードのNICと合わせて、Dual NICをPCI Express接続で実現可能なケース(フルハイトのPCIを搭載可能なケース)であるLian LiのPC-Q21を選んでいます。
先代の29/30号機はPCIeを積めない構成だったため、VPNルータなのに2つめのNICはUSB Ethernetというふざけた構成でした。
34号機ではそんなふざけた構成を改め、NICが2枚ともPCI Express接続になるようにしています。

同じVPNルータの28号機は設置場所に余裕があるため割と大きいケースにしていますが、こちらは設置場所に余裕が無いため小型でITXマザーとPCIが設置可能なPC-Q21にしました。

●初期構成

 要約すると、新規に買ってきたケースに、28号機初期構成で使ってたN3050B-ITXのマザーボード、29号機から取り外したSSD(23号機用として買ってSSD)、壊れた30号機取り外した8GBのメモリをインストールし、実家の予備品のpicoPSUと実家で用済みになった19VのACを取り付けています。
よく言えばキメラです。悪く言えば、ケースと電源以外は用済みになったガラクタの寄せ集めです。33号機よりひどいです。

 構成は28号機とほぼ一緒なので説明は省きますが、PCIexpressにはVPN用としてtp-link(RTL8168)のカードが挿さっています。これは新品で買いました。

 ケースとしては電源SFXを搭載可能ですが、更改元に倣ってファンレス無音化したかったためACアダプタで駆動しています。
oliospecのSFX電源取付部ににバレルジャック取付可能なパネルを買ってきて付けています。
後ろ向きにマウントしているため、PowerDIN用のコネクタにモーメンタリスイッチを入れてリセットスイッチとして使っています。