Macintosh LC II
Macintosh LC II
VRAMとEthernetを追加した以外はほぼ原形のマシンです。
HDモデルでファン・スピーカがコネクタ式なので最後期のモデルだと思います。
1992年製・2006.05.04撮影
スペックの変遷 入手時・現役時代 現在 CPU/Clock MC68030/16MHz (FPU無し) MC68030/16MHz (FPU無し) メモリ/HDD 10MB (Max)/MAXTOR 120MB ← VRAM 256KB 512KB モニタ Apple RGB 13型 Color 自作2号機と共有(稼働時のみ) システム 漢字Talk?(たぶん7.1?) 漢字Talk7.5.3
●紹介&概要
私がWindowに魂を売り始めていたころ、それを阻止すべくやってきた、2代目にあたるMacintoshです。しかしやってきて2日目にシステムが破損しました。当時は今と違って直す技術がなかったので、このマシンが直るまでWindowsに魂を売っていました。しかし直った瞬間、Windowsを捨ててMacintoshに戻ってきました。Pentium 200の高速な環境を捨てて、わざわざ遅い68030の世界に戻ってきた自分が今でも不思議です。
●これがあったから今がある〜“Yuaiho”誕生〜
このマシン、今ではどうしようもない程カスな性能ですが、これでも当時は色々なアプリケーションをガンガン突っ込み、挙げ句の果てにはモデムを買ってきてNetscapeをぶち込み、インターネットに接続したりもしていました。今考えると起動しないMacの修復からネットまでと、マシンはタコながらも色々とやりました。まさに自分の技術の根底にあるマシンです。
そして当時、スタック(Hyper Card)で遊んでいると、「これって俺でも書けるんじゃね?」と言うことでHyperCardの世界にズブズブと沈んでいき、「じゃもし公開することになったら?」と言うことで、当時ゲームで自分が使っていた名前「友愛宝」からYuaihoを取り“Yuaiho Software”でネットの世界に出ようと考えていました。
結局スタックは完成せず(と言うよりは完成するはずも無く)、計画は頓挫しYuaiho Softwareは計画のまま終わってしまい、99年にYuaihoと言うハンドルだけが生まれました。しかしどうも自分自身、諦めの悪い性格みたいで、その計画は「プログラム等」として今もトップページの真ん中に生き残っています。
●今は・・・
今はLC475と自作1号、2号で使っているディスプレイの高さ合わせの台になっています。ほぼ放置状態ですが、今でも電源を投入すると元気に動き出します。
●今後の予定
今のところ除籍予定は無いので、何か起こらないかぎりは今後もディスプレイの下で放置だと思います。メンテもたまにしているのである意味幸せなマシンです。