MP3ファイル整理術


0、はじめに
 さてさて全然更新していないのでここら当たりで一つ更新(というよりゃ追加)致します。
 さて、ファイル整理とは言いますがこれは自分のCD内でMP3を扱う人にはあまり関係の無い話しです。むしろどっかからMP3を落として来ている人が対象になるかもしれませんね。あと有線等で録音している人ですね。

1、ファイル整理の基本
 さて、あなたがネットに繋いだまま朝起きたとします。眠い目を擦って自分のハードディスクを覗くと偶然にもMP3がお尻につくファイルが大量に生成されていたとします(笑)。そしてダブルクリックしてみたら偶然にも音が鳴ったとします。ここで重要なのは、さあ何か鳴ったけど処理は貯まったら(後で)しよう。さあ飯食ってまた上司と喧嘩しに行くか・・・ではいけないのです。
 ファイル整理を後でやろうなぞ論外です。数百のファイルを前に全部整理をかけて行こう等気が滅入るだけです。で、やる気が起きる度にこうやって気が滅入って行ってさらにファイルだけは数が増すと言う最強の悪循環が出来てしまいます。こういった悪循環を無くす基本としては手に入れたファイルはためるのを待たずにすぐに整理してしまうと言うことです。これを守ればよっぽどの面倒くさがりでないかぎりファイル整理はできるはずです。

2、最低限欲しいもの
 人間が歩くには空気やその他諸々が必要な要に物事には必要なものがあります。

【1】ターゲットのファイル
これは当たり前です。
【2】速いマシン速いディスク大量の記憶媒体
まああれば良いと言う程度でしょう。
【3】デコードソフト、プレーヤー、タグエディタ
このページで紹介しているもので十分用は足せます。
【4】ネット環境や歌詞
無ければ無いで仕方ないですができれば準備しましょう。
【5】保存場所、もしくは大容量リムーバブルメディア
まあファイルの移動場所と言う表現の方が正いかもしれません。RemovableメディアとはMOやCD-R/RW、DVD-RAM/RW/Rやフロッピー等のことです(中にはHD(Jazじゃ無い)をRemovableメディアにするような輩もいるらしいですが・・・)。

3、最初にやること
 まずお尻に何か知らないけど.mp3がついたファイル、まず最初にすべき点は再生できるかどうかを試します。まあこれは猿でもできるので説明は割愛しますね。
 で再生する時に見るべき点はまず最初に開けるかどうかです。開けなければ最終処分場(ゴミ箱)に送って下さい。そして開いて再生してみて下さい。ここで再生して確認すべき点はまず一つに全部あるかどうかです。作ったやつが酷いと途中までしか無いなんてことがあります。これではまずいです。
 時間が無い場合のチェックはスライダーを最後に持って行って最後だけ聞きましょう。
 まず最初にやるべき点は上のようなことですね。時間に余裕があれば(セクション)で説明していることも一緒にやってしまいましょう。

4、破損チェック
 次にやるべき点は破損チェックです。
「なんかCDに焼こうと思ってライブラリのファイルを見たら全部壊れていた」
では何か生きる気まで失いそうです。整理したらやるのも鬱陶しくなりますからかならず入手した時点で行いましょう。尚、上と違って少し時間のかかる作業です。
 やり方はDecoderに対象のファイルをドラッグアンドドロップするだけです。これはいっぺんにやった方が楽だと思います。デコードの方法は当コーナーにあるCD-Rに焼きつけると言うのを参考にして下さい。


↑正常な場合は以下のようにErrorsが0です。
 エラーがあるとここに数字がカウントされます。
なお、ここでモデルになっている曲は2001年に6nTOP10になった曲です。


↑正常なデコード時に出るダイアログ

壊れているとエラーが出て来ます。エラーの箇所が固まっていない限り聞く分には問題ありませんがやはり気になる人は気になりますし、壊れていることには変わり無いし、もしかしたらプレーヤによってはエラーを出すとも考えられます。やはり壊れているファイルは処分してまたナンナリをする必要があります。あと、ここでのポイントを一つ。この壊れているファイルはすぐに捨てずに情報をみてByte数をメモって置きましょう。今後ナニするときにそのサイズの物を敬遠すれば
「落としたけど全部壊れている」
と言う事態を未然に防ぐことが出来ます。
あと一言。もし仮に同じByte数のファイルを持っている人が居たとしても「壊れている」等と送らない方が良いかと思います。言い切れませんが突然言われようものなら言われた方が気分言いワケありません。
余談:酷いファイルだと数十エラーを出してDecoderがクラッシュしたりします。こういうファイルはプレーヤにぶち込んでも凍る可能性が高いのでできる限り処分した方が良いです。

5、中身の確認
 さて無事壊れていなければ中身の確認です。中身の確認でやるべき点は二つ、真偽判定(私が勝手に付けた名前なので他に通じないと思います。)とイカレチェック(これも通じないと思います)です。どちらも同時に出来ます。
 真偽判定はそのファイルがタイトル通りの物かどうかと言うことです。そのファイルがどっかから拾って来たモノの場合、そのファイルがファイル名通りの物だと言う保証はどこにもありません。ですからそれを確かめる必要があります。
 まず見るのは歌詞です。全然違う曲でファイル名を鵜呑みのしているとカラオケ等で大恥を書くかも知れないので歌詞チェックは必ずしましょう。ですがしかし歌詞チェックは歌詞の入手が不可欠です。ですらから歌詞サイトが見つからない場合は諦めましょう。ですが最新の曲の場合テレビ等でやる可能性があるのでそれで一部聞いて(まさか途中で滅茶苦茶変わるのも考えにくいでしょう)「あっているな」と確認するのも楽で良いかと思いますうたまっぷあたりで適当に調べましょう。
 次に見るべき点はVersionチェックです。曲にはInstrumentalやAlbum Version、LIVE版等、一曲に対し複数のバリエーションがあります。なかなかチェックの難しいものもありますができればチェックをかけましょう。こだわらなければいらない作業ですが・・・。
 さてイカレチェックです。まず確認すべき点はファイルに余計なゴミがついていないかと言うことをチェックします。ウイルスは結構考えられる話しですので必ずしておくことをお勧めします。インプラントとはファイルの中にファイル(JDA当りが結構有名。ぽこにゃんや猫缶は良くわかりません)を埋め込む技術です。こうやって偽装かけておけば堂々と巨大なネットワークでいけないものを交換できると言うわけですね。まあなんか埋まっているのは稀ですがやはり埋まっていると無駄にディスクを食いますし今後どんなエラーが出るかどうかもわからないのでByte数をメモって削除した方が無難です。
 でイカレチェックのもう一つ。音とびチェックです。これも結構稀ですが再生すると音がグチャグチャ飛びまくりで聞けたものじゃ無いと言うものが存在します。こんなものどうしようもないのでやはり削除です。
プラスアルファ−:私の個人的な見方ですし公にまずいとは一概には言えないのでここに書きますがビットレートが低いもの(普通は振いにかけますが・・・)、可変ビットレート、非CD音源(PV音源、アナログ等。CD音源があるならの話し)もやはり敬遠した方がいいんじゃないかなーと思います。特に神経質な人やコレクター的な人は。

6、タグの入力
 ここまで終わったらタグを入力します。タグは管理の上でも非常に便利なので私的(わたしてき)には是非入れておくことをお勧めします。特にチャート見てナニしている人はチャートが更新されないうちにさっさと入れておくと後々楽です。
 あとタグVer.1と2の両方を入れるのはなんとなくまずい気がしますできるなら一つが良いかと思います。
 あとバラまく(二次配付のこと。間違い無く違法でしょう)つもりが無いなら日本語で統一してアーティストが日本名なら日本名で入れましょう。で同じアーティストのファイルはすべて同じ名前(例えば一曲目はAikinsetsu Yuaiho、二曲目はYuaiho、三曲目はゆうあいほう見たいな感じににするなと言うことです)にするとプレイリスト等で見苦しく無いと思います。
 アーティストや曲やSingle、Albumの正確な名前がわからないならこちらで調べましょう。

7、ファイルの命名
 ファイル共有ソフトなら(アーティスメ)-タイトル.mp3、闇入手なら略した形でファイル名が付けられていると思います。しかしこれは管理と言う点においてはこのままの名前と言うのはちとまずいです。パッと見て何かわかりませんし時間が経つと何かわからなくなってしまいます。その上Macはファイル名は半角31文字等と言う腐った制限があるのでますますダメです。
 ですからファイル名は曲のタイトルだけにしてアーティスト別にフォルダにまとめるのが一番だと思います。
 あと31文字でおさまらない場合、例えばウルフルズの「明日があるさ(ジョージアでいきましょう)」という場合明日があるさ(ジョージア)(←全部半角)にすると入ります。わかるように頭を使って命名しましょう。

8、ディレクトリ構成
 
ファイルが数百個クラスならアーティスト別にフォルダを作って管理するだけで良いのですが、ファイルを数千個持ちなおかつ洋楽、邦楽など多種多様な物を持っている場合はアーティスト別なんぞに並べていると数が多くてたまったものじゃありませんのでアルファベット(A〜C)、漢字、カタカナ等と区切ってやるのが良いかと思います。
 特にサーバをやるのでも無い限り自分がわかればいいので聞く時に煩わしくならないようにしましょう。(リストの場合フォルダ一つにファイルが100コを超えるとかなり煩わしくなります。)
余談:ファイル共有ソフトで特にWindowsの場合そのファイルが置いてあるフルパスを見られる場合があります。で、その機能で以前\\みんなで共有\XX(人名)が落としたもの エロエロ\??!!""##.xxxなどと言うものが見れたことがあります。ディレクトリの名前によっては下手すると恥をかくかもしれないので注意しましょう。NYは心配いりませんがMXは・・・。

9、最後に
 いくらコンピュータを知らないからと言ってファイルぐちゃぐちゃ、Sherlock無しではコンピュータは使えないではその人の人格を疑ってしまいますし、それが他人だとやはり「コイツダメだな」問いう印象を受けてしまいます。
 ファイルの整理なぞちょっと覚えれば初心者にも別段難しいものではありません。誰でも出来ます。
「俺はワレザーじゃ無いんだからファイルの整理なぞ出来なくていいんだ」
というのは他人には通用しません。自分でも何がどこにあるかわからんは論外です。
 やはりコンピュータを使う以上はファイル整理ぐらいは人としてしましょう。部屋の片づけよりは遥かに楽なはずです。といいつつ、これ書いてる作者はあんまりやって無いんですけどね(笑)。

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