必要な物
ここではVirtual PCに必要な物を解説していきます。まずは必要な物です。
赤字の太字は絶対に必要な物で、青色はあればより快適にできます。
1、PowerPC 604e以上のCPUを持ったPowerMacintosh
2、Virtual PC 3.0
3、Windows 98
4、350MB以上のHDの空き
5、25MB以上の空きメモリ
6、64MB以上のメモリの空き
7、高解像度のマルチスキャンディスプレイ
8、4GB以上のHDの開き
9、Norton Utilities
10、Disk Copy
11、フロッピーディスクドライブ
12、G3、G4搭載のアクセラレータカード
13、Mac OS9以上
14、2ボタンマウス
です。では順番に解説していきましょう。1、PowerPC 604e以上のCPUを持ったPowerMacintosh
この性能はあくまで最低性能です。Windows98はG4でも重たいのです。遅いスピードで、精神鍛練をしたいという方を除き、とっととアクセラレータカードをつけるか買い替えて、Appleの経常利益に協力してあげましょう。なお、ここでは、私のPowerMacintoshG4をモデルに解説をすすめていきたいと思います。
まあ実際に持っているわけではないのでなんとも言えないのですが...。2、Virtual PC 3.0
ここでは、PC DOSバージョンを買った方向けです。PC DOSを買って、Windowsを買う金を浮かそうとしてWindowsのインストールがわからねーという方用です。with Windows98の方は、さっさと消えるか、目を皿にして説明書を読むか、参考程度に読み流して下さい。3、Windows 98
まあ、こだわる必要はありません。別にWindows95を入れたい方はどうぞ入れて下さい。しかし、ここではWindows98で解説していきます。なお、ワレ物、ピーコ、新規ハードウエア添付品や借り物でもインストールはできると思います。ただし、PC/AT互換機用の物を使いましょう。また、ピーコやワレ物の場合はシリアルも入手しましょう。(注:違法と思われる物は御自分の責任で入手、使用して下さい。)また、起動ディスクがあると、最高かも知れません。4、350MB以上のHDの空き
もっともこの程度では、システム入れてハイ終了です。私は純正なるWindowsが好きなのだ!。ソフトが葉いっていないのが一番きれいなのだ!。という方以外はHDのより多くの領域をWindowsに当てましょう。最低でも1GBはないときついかと思います。足りない方は、増設しましょう。
増設は高速なSCSIやUltraATA、もしくはFireWireのディスクにした方がいいと思います。USB-SCSIの12MBPSでチンタラやるのは時間の無駄だと思います。5、20MB以上の空きメモリ
説明書には、最低64MBとかかれていますが、どくされWindowsにそんなに割り当てないという方はこの程度で十分です。もっとも、これが限界です。Windowsを起動すると、10.0MBのRAMとなっているでしょう。フォルダ一つ開くのに、20数秒はもう当たり前ですね。これ以下にするとエラーで起動しません。ちなみにWindowsだと、日本語版は分かりませんが、英語は、13MB程度で起動します。
もっとも、「起動する」だけであって、「使える」とは別問題ですし、また、正しくインストールできるかという保証もないので、できれば30MB以上割り当てられるようにした方がいいです。6、64MB以上のメモリの空き
説明書には最低スペックとしてかかれています。でもしかし、この最低スペックでもそんなに重たいソフトを入れない限り十分使えます。ビジネスユースなら、Virtual PCがエミュレートできる最高の126MBが使えるぐらいにメモリをアップグレードした方がいいでしょう。7、高解像度のマルチスキャンディスプレイ
まあVirtual PCを使うのなら当然でしょう。まさかApple13型を使おうなんて考えていませんよね。最低でも、800×600が表示できるようにして、32000色は表現できるようにしておきましょう。また、Windowsのスクリーンセーバの動作のはじまりが本物のWindowsマシンより遅いので焼き付くにくいDisplayを選びましょう。作者は、AppleStudioDisplay17を使っています。8、4GB以上のHDの開き
4GBというのは、Cドライブ、Dドライブ合わせてのことです。Windows95やその他のOSを一緒に使おうと考えている方は、より多くの空きを確保しておきましょう。9、Norton Utilities
こちらは全然なくてもかまいません。しかし、Windows用HD領域を2GBとった場合、バリバリに断片化します。断片化されたファイルの上をディスクとして使うわけですから、著しくパフォーマンスが低下します。ただでさえエミュレータは速度というハンデがあるのですから、そのハンデをSpeedDiskでうめてあげましょう。ちなみにMac用Nortonは19800円(定価、税抜き)です。
シマンテックのまわし者ではありませんが、こちらの「Norton AntiVirus for Macintosh」も入れておくといいかもしれません。10、Disk Copy
何に使うかといいますと、これで1.4MBのFDのイメージをつくり、Aドライブとして認識させるわけです。FDドライブがある方も、起動ディスクやテンポラリ代わりのようなFDはイメージにしておき、必要な時だけ、FDに入れなおすといった使い方もできます。
また、G4やiMacなどで、FDをもっていなくて、ネットワーク上にFDDつきのコンピュータがある場合、イメージ形式で送って、戻すという使い方もできます。12、G3、G4搭載のアクセラレータカード
まあ、60xで使っている方はアップグレードした方が良いかと思います。G4でもけっこう重いですから。13、Mac OS9以上
こいつとWindows98でないとUSBが使えないので、USBを使いたい方はアップグレードしましょう。14、2ボタンマウス
これがあると非常に便利です。いちいちControl+マウスクリックだのやらなくとも右クリックだけでコンテクストメニューがでるので本当に楽です。Macでも非常に楽なので、買うのであればできればMacintoshのドライバがついている物を買うと便利です。では必要な物が揃ったら、次へ行きましょう。
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