37号機 初期構成 | ||
(初期構成の写真はまだありません) | ||
スペック | ||
建造時 | ||
チップセット | ASRock N100DC-ITX System on Chip@Intel N100 |
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CPU/Clock | Intel N100@Alder lake 3,000MHz? x 4 cores / 4 Threads Turboboost 4,600MHz |
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メモリ | DDR4-DIMM 3200MHz(CFD Crucial) 32GB x1/1 Slot |
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ストレージ(SSD) | Samsung 860 EVO 500GB(SATA) Seagate Barracuda 120 250GB(SATA) |
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ビデオ | Intel UHD Graphics | |
システム | Ubuntu Server 22.04 LTS | Ubuntu Server 24.04 LTS |
消費電力 | 約11W@IDLE(2次側測定値) |
24号機の後継として建造したマシンです。
先代の24号機は10年以上安定して動作していましたが、Shuttle XSシリーズは残存率が低く、流石に10年も経つと故障が不安でした。そこで、ゼロスピンドルのファンレス機という血筋を引き継ぎつつも、Shuttleのようなプロプライエタリなベアボーンのプラットフォームはやめて、Mini-ITXでというオープンプラットフォームで新造したのがこの37号機です。
24号機と25号機は2020年ごろから更改を計画していましたが、Gemini Lake以降、コンシューマ向けのいい感じのMini-ITXマザーボードが出てこないため計画が止まっていました。3年後の2023年08月にやっとN100DC-ITXが出てきたため更改という名のリプレースができるようになりました。37号機はそのN100DC-ITXの筆頭となるマシンです。
38号機と一緒に新造したマシンで、設計は38号機のものを流用しているため中身はSSD以外ほとんど一緒です。24号機から37号機の移行の方が簡単なのでこちらが先に竣工しました。
詳細はブログに掲載しています。
SilverStone SST-ML10BのケースにASRock N100DC-ITXを組み込んだものです。メモリはCFD Crucial DDR4-3200 32GBx1です。N100DC-ITXはSO-DIMM対応ではないので、普通のDDR4メモリです。Dual Channelには対応しないので1本しかスロットがありません。これにMeanwell社のGST90A19-P1MというACアダプタを採用し、24号機に搭載されていたSSDx2本を引き継いでいます。
24号機は元々CFD HGシリーズのHDDにCentOS6を入れてたのですが、2020年にCentOSがEoSL(End of Support Life)を迎えた際にSSDを積み替えてUbuntu Server 20.04 LTSに移行しました。この積み替えたSSDは24号機の更改時にそのまま持って行く予定だったので今回やっと持って行くことができました・
冷却は事実上のメンテナンスフリーにしたかったので自然対流方式(ファンレス)になっています。ファンレスでも安定して性能を出せるよう電力はPL1=6W, PL2=10W@10sに調整しています。つまりほぼ定格で回っています。この状態でCPU温度はアイドルで55度前後です。
24号機同様中身はWebサーバですが、私が個人で使うものですので外は向いてますが一般公開はしていません。