38号機 初期構成 | ||
(初期構成の写真はまだありません) | ||
スペック | ||
建造時 | ||
チップセット | ASRock N100DC-ITX System on Chip@Intel N100 |
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CPU/Clock | Intel N100@Alder lake 3,000MHz? x 4 cores / 4 Threads Turboboost 4,600MHz |
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メモリ | DDR4-DIMM 3200MHz(CFD Crucial) 32GB x1/1 Slot |
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ストレージ(SSD) | Transcend SSD470K 1TB(SATA) Transcend SSD470K 250GB(SATA) |
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ビデオ | Intel UHD Graphics | |
システム | FreeBSD 13.2-RELEASE | FreeBSD 14.0-RELEASE |
消費電力 | 約13W@IDLE(2次側測定値) |
25号機の後継として建造したマシンです。
竣工から故障知らずだった24号機とは異なり先代の25号機は結構故障していて、最初の25号機(1)は2013年の新造から1年足らずで故障してしまったので、(1)は修理に出して予備の25号機(2)で2020年まで運用していました。この(2)も2020年に突然壊れて起動しなくなってしまい、修理上がりの(1)で運用を続けていました。
これはさすがにそろそろマズイ、と24号機と25号機は2020年ごろから更改を計画していましたが、Gemini Lake以降、コンシューマ向けのいい感じのMini-ITXマザーボードが出てこないため計画が止まっていました。待つこと3年、2023年08月にようやくN100DC-ITXが出てきたため更改という名のリプレースができるようになりました。38号機はそのN100DC-ITXの2番機となるマシンです。37号機同様にゼロスピンドルファンレス機という血筋を引き継ぎ、Mini-ITXでというオープンプラットフォームで新造しています。
37号機と一緒に新造したマシンです。24号機から37号機の移行の方が簡単なので37号機の方が先に竣工していますが、設計としては38号機がオリジナルです。
詳細はブログに書いています。
SilverStone SST-ML10BのケースにASRock N100DC-ITXを組み込んだものです。メモリはCFD Crucial DDR4-3200 32GBx1です。N100DC-ITXはSO-DIMM対応ではないので、普通のDDR4メモリです。Dual Channelには対応しないので1本しかスロットがありません。これにMeanwell社のGST90A19-P1MというACアダプタを採用してます。この辺りは37号機と全く同じです。これにTranscendの産業用SSDであるSSD470Kをストレージとして組み込んだ構成になっています。
25号機のSSDは導入にSSDだけで8万円もかかったこともあり導入当時は使い回す気でいましたが、更改前に構成を確認したところどうもGPT+MBRの構成になっていてUEFIになっていないことがわかりました。加えて、どちらもTBWは不明で、噂ではMLCながらもIntelの方は100TBWも無いとの話も聞くので交換することにしました。本当はSamsung 860 Proぐらいで十分だったのですがマッチする製品がなく、仕方なくSSD470Kにしました
冷却は事実上のメンテナンスフリーにしたかったので自然対流方式(ファンレス)になっています。ファンレスでも安定して性能を出せるよう電力はPL1=6W, PL2=10W@10sに調整しています。つまりほぼ定格で回っています。CPU温度はアイドルで65度前後です。このマザーボード、どうも設計寿命は3年程度と聞きますが、個人的には10年ぐらいは使えることを期待しています。
25号機同様中身はメールサーバですが私の個人用で、外は向いてますが一般公開はしていません。