インターネットへの接続


ここではVirtual PCを使ってインターネットへ接続する方法を説明致します。

0、はじめに

 Virtual PCとWindowsを使って自分のページを見てみたり、インターネットの接続の仕方を初心者に教えてあげたり、豊富なFTPdでファイルを交換したり、IEのセキュリティホールで個人情報をバラまいたり、と、インターネットの需要は極めて大きいと思います。
 ここではモデムの設定の仕方からブラウザの設定までのうち、モデムを設定して行きます。

1、必要なもの

壱、モデム、もしくはターミナルアダプタ
弐、モデムやTAのドライバディスク
参、Windowsが走るMac(Windowsがインストール済みであること)
四、ISPからもらったアカウント契約書
五、Windows98のディスク
六、メーラやブラウザ
七、マニュアル
です。
 壱のモデムやターミナルアダプタは念力で変調&復調できる方以外は必須です。なお、ちゃんと自分のマシンに繋がるかどうか確かめてから買いましょう。G4にADBモデムを買ってきても呆然とするだけです。
 弐のドライバディスクですが、これはWindows用です。但しMac上でデバイスが認識している必要があります。尚、Mac上での認識はここでは割愛します。
 四のアカウント契約書は、DNSアドレスやID、パスワードとかの意味不明の文字の羅列を完璧に覚えているような人以外はちゃんと用意しておきましょう。
 五はHDからセットアップした方は不要です。
 六はメールやブラウジングをしないなら不要です。
 七は、モデムの細かい設定等はここで解説しませんので、マニュアルを見て正しく動くようにして下さい。

2、Virtual PCの初期設定

 まず、Virtual PCを起動して下さい。起動構成(設定してない方は結構です。)は設定したいものにあわせます。で、起動したらウインドウモードにするか、Commandキーを押して下さい。そしてメニューの「編集」から「初期設定」を選択します。


メニューから初期設定を選んでください。

 選ぶと初期設定のウインドウが表れます。選んだら、COM1かCOM2かどちらか使いたい方のシリアルポートを選んで下さい。ちなみにUSBでモデムなどを繋いでいてもシリアルで接続することが出来ます。また、Windows用USBドライバがあればUSBで接続することが出来ます。


↑多少違うかも知れませんが御心配なく。タイトルバーは特にいじっていない限り(デフォルト)のはずです。
ここから使いたいCOMポート(シリアルポート)を選んで下さい。

選んだら、なしになっているラジオボタンを「Macintoshシリアルポート」にして下さい。


勘の好い人は分かると思いますが、ISDNです。私はISDNなのでTAで説明していきますが、
アナログモデムでも同じです。

選んだら、使うポート、デバイスを選択して下さい。


実際はこのTA、USBで繋がっているんですけどね。

選択したらOKをクリックして下さい。再起動の必要はありません。

3、モデムのインストール

 モデムのドライバを実際にインストールしていきます。但し、ここではメーカが分かっており、ドライバディスクがあることが前提です。無い方はここを読み飛ばして下へ行って下さい。

 ではまず、コントロールパネルを出すので「スタート」のボタンをクリックして、図を参照にコントロールパネルを開いて下さい。アップルメニューに似ているのでやりやすいと思いますが、Windowsの場合正しくヒットさせないと次のディレクトリが開けません。


↑他にも「マイ コンピュータ」から「コントロール パネル」を選んでも開くことが出来ます。

開くと以下のようなコントロールパネルの画面が出てきますのでモデムを探してダブルクリックして下さい。


マウスを買い替えてからキャプチャーが楽になりました。
それにしてもWindowsのウインドウはキャプチャしずらい・・・。

ダブルクリックしたら新しいモデムのインストールが出てきて、モデムをインストールするように促します。ここでは機種とドライバがあるので、検出する必要はありません。まあ、分からない方はチェックを入れたままにしておいて下さい。また、操作に自身が無い方もそうして下さい。
 チェックを外したら次へをクリックして下さい。


↑チェックボックスを外すと下のようになります。


↑検出の操作はここでは書きません。
ちなみに検出しなけりゃ電源が入っていようとなかろうとインストールできます。

次へクリックすると下のような画面になります。ドライバを持っているはずなので、ドライバディスク(Windows用)を挿入してディスク使用をクリックします。


↑ディスク使用をクリックして下さい。

クリックすると以下のような画面が出ますので参照をクリックして下さい。尚、設定ファイルの位置は説明書で必ず確認して下さい。MN128miniなら125ページにあります。


↑パスが分かるならE:\win9x\driver\inf\などと直書きしても大丈夫です。
初心者の彼女、彼氏の前でやるとかっこいいと思われると思っているかも知れませんが
大抵の初心者は何やっているか分かっていませんから無意味です。(笑)(体験談)

参照をクリックすると以下のような画面が表れます。そして、下にある「ドライブ」プルダウンメニューから下の図を参考にドライバの入ったディスクドライブを選択して下さい。以前説明した通り、AがFDDです。CDはHDが一つの場合はD、二つならEです。


↑ドライブ名は何も変更していない限りPc Diskです。
ちなみにデスクトップフォルダはWindowsの配下のデスクトップにあります。


CDのアイコンのドライブを選択します。fとgは共有ドライブです。設定している場合のみ出てきます。

選んだら説明書を見て、指定のディレクトリからinf(設定ファイル)を選んで下さい。下はNTT-MEのMN128miniの物です。参考にして下さい。

中にドライバファイルがあると上の図のように左側に該当ファイルが出てきますので適当なのを選んで「OK」をクリックして下さい。すると下のような画面が出てきますので迷わずにOKをクリックします。

すると以下のような画面が出てくるので使いたいドライバを選んで「次へ」をクリックして下さい。ちなみにVirtual PCでもMP通信ができるのでISDNのかたは間違わないでください。ここでは64kbpsのドライバを選択していますが、自分のモデムにあったドライバを入れてください。


↑ISDNは便利ですよ。アナログの方、ISDNにしましょう。

すると選択するポートを選ぶように促されます。さっき初期設定で選んだポートを思い出して選んで下さい。ちなみにLPT(セントロニクス)は選んでもモデムは正しく動かないと思います。(実験していないのでわかりませんが・・・。)


↑左の絵ってモデムと全然関係ないぢゃんと思うのは私だけでしょうか???


↑デバイスが繋がっているポートを選択して「次へ」をクリックして下さい。

選ぶとモデムをインストールして、所在地情報を聞いてきますので適当に入力しましょう。終わると終了を促すウインドウが出てくるので終了させましょう。


↑MacならCLLをコピーして終わりなのに・・・。


↑適当に入力して「次へ」をクリックして下さい。


↑完了をクリックすると下のようなダイアログが出てきますのでクローズボックスをクリックして終了して下さい。


↑クローズボックスは右の「×」印のボタンのことです。OKでも終了できます。

この時間はこれで終わりです。ドライバが無い、機種が分からないと言う方は下のリンクからそのページに飛んで下さい。USBでモデムやTAを使いたい方はモデムや説明書をみてやって下さい。またドライバディスクが無くてもメーカのホームページに行ったり、電話でくれと言えばくれる可能性もあります。

この時間はこれで終わりです。御苦労様です。

機種が分からない方
←前の時間へ講座のメニューへ次の時間へ→
Home