核兵器禁止条約、初の締約国会合で不参加日本は不参加だそうで。
核保有国はいないから参加しないことはまぁ一応筋は通っているとは思いますが、核保有国が加入するように被爆国として汗かけやって声もあるみたいです。
核兵器といえば私が行ってた学校では平和教育(原爆について)がありました。原爆以外バージョンもありましたが、どっちも内容はよくある「当時生きていた方の体験を聞きましょう」的な感じですね。
どっちにしても戦争は悲惨だ。2度とすべきではない。という割と結論ありきのやつです。
肝心の話の内容は忘れてしまったわけですが、それより前に聞いた原爆以外バージョンのほうが凄惨すぎて今でもそっちのほうは覚えています。
たぶん、原爆バージョンも大概悲惨だったはずですが、覚えていないということはあまり伝わらなかったってことですかね。話す力や伝える力って大事です。
まぁ結論ありきの平和教育は別にいいのですが、どちらも今考えると悲惨な結果を招いた「プロセス部分」についてはついぞ振り返られることはありませんでした。
原爆死没者慰霊碑にあるらしい(※)「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」の過ちが何を指すのかは正直謎で肝心の広島市ですら趣旨は説明しても意味については回答していない有様ですが、少なくとも繰り返さないというのを再発防止観点では考えるなら戦争という事態を招いたプロセスや戦争のプロセスが問題では?と思います。
※あるらしい: 一応実物は見たはずなんですが・・・。
プロセスを振り返ることなく、悲惨な側面の強調が再発防止になるのか?というのは今になって考えると疑問です。