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ACPD245C4G-BKの文字だけ雑レビュー

OwltechのACPD245C4G-BK(Owltech社商品紹介サイト)を買って運用しています。文字だけレビューです。写真は面倒なので一切ありません。

私はSatechi 165W GaN Chargerの後継候補として買っているので、それとの比較で語ってるところが多いです。Satechi 165W GaN Chargerをお持ちでない方はそこはご容赦ください。

概要

OwltechのACPD245C4G-BKはPDに対応したUSB Type-Cを4ポートを備えている最大出力245[W]のUSB充電器です。単ポートの最大出力が100[W]で、100[W]出力が最大2ポートで使用可能です。またワーストパターンでも1ポートあたり45[W]までの出力が担保されています。

200[W]超のPD対応のマルチポート充電器で5ポート以上出力可能な製品は、実用的な性能で使えるのは概ね4ポート程度で、残ったポートは20[W]しか出ないとか、ポート数や値段の割に微妙な仕上がりの製品が多く見られます。しかしこの製品は245[W]もある割にポート数は4つと無闇にポートを増やさず、ポートあたりの出力W数を重視した製品になっています。

まぁ4ポートが100[W]+45[W]x3というのはいささか微妙で個人的には60[W]x4の方が嬉しいのですが、世の中には「100[W]/140[W]出力可能なポートが無いのはゴミ」みたいな方もいるのでそういう組み合わせの方が喜ばれるのでしょう。

Amazon Japanで取り扱いがなくなったSatech 165W GaN Charger(以下Satech 165W)の後継機として買ったものです。普段はAmazonで15k〜16k円ぐらいで売られていますが、タイムセールやプライムデーの時は1万を切ります。急いでいないならセールを狙って買うのがおすすめです。

寸法・重量

Owltech公式の商品紹介サイトよりキャプチャ
Owltech, “WEBショップ限定 最大PD100W出力/合計最大245W出力 USB Type-C×4 AC充電器 OEC-ACPD245C4G-BK | 製品情報 | 株式会社オウルテック”, 株式会社オウルテック, 2025年7月29日 1:02:12 JST更新, 2025.07.29閲覧

まず寸法ですが、これは実寸でも記載のとおりです。JIS規格の明記がない怪しいデジタルノギスで測っても公式に記載の通りです。まぁ誤差があったとしてもせいぜい1mm前後だと思います。

突起物は?と思うかもしれませんが本機に突起物はありません。つまり脚のようなものはありません。もし設置面に生身で置くのが気になるゴム足でも買ってください。私は3Mの「CS-04」を買って貼り付けています。ちなみにどっちが上かなんですが、電源インレットのある面に仕様が印刷されていて、この仕様に書かれた文字が正方向になるように置くのが正しい置き方みたいです。縦置きするな、とは注意に書かれていませんが縦置き用のスタンドはありません。

電源コードの長さはWebサイトには記載がありませんが雑に測ってみるとコンセントのブレード部分の除いた長さが凡そ100cmです。ちなみに電源コードの電気的な仕様としては0.75sqのVCTFKです。コネクタはIEC C6(メガネケーブル)で差し込み部やコネクタ部は7A/125V品です。私が買ったものはこれというだけでロット差や個体差がある可能性はあります。とりあえず100cmは正直短いので私はIEC C6のケーブルだけ社外品を買って使っています。

重量の表記は謎です。電源コードなしの本体のみで実測520+1[g]です。2個体をそれぞれキッチンスケール2個つかって測ってみましたが、いずれも実測520+1[g]です。どう頑張っても商品紹介ページ記載の454gにはなりません。Amazonのレビューにある写真も520[g]近傍ですので単なる記載ミスか、スケールが不良品だったか、我々の暮らしている一般的な重力場とは異なる世界線で測定したのどれかだと思います。

単位質量あたりの出力ですが、本機は0.470[W/g]となります。Satech 165Wは348[g]で165Wなので0.476[W/g]です。質量あたりの性能は若干劣後しますが、Satech 165Wもこっちはこっちでダメな部分があるので、まぁ負けるとも劣らないと言って良い水準と思います。少なくとも同じGaNトランジスタ搭載を謳うUGREEN Nexode PD 100Wの0.352[W/g]やAnker 547 Chargerの0.300[W/g](どちらも2023年購入)や、2016年ぐらいに買った某社の5V/50Wの6ポート充電器の0.251[W/g]よりは全然マシです。技術の向上を感じます。数値は大きいほど高性能です。有効数字3桁の四捨五入です。

まぁ520[g]が重いか軽いかは体格や感覚にもよるでしょうが、私はSatech 165Wの348[g]でも普通に重い部類だと思ってます。あと、W数分純粋に嵩張ります。旅先で是が非でもタップを使わずに45Wx4をPDで供給する必要があるんだ、と言う稀有な例を除けば旅行・出張用の唯一無二の選択肢とは思えません。

PD出力部

eMarker付きのケーブルが出払っているので3Aの測定になるのですが、電圧は全セットあり、5V/9V/12V/15V/20Vでちゃんと12Vにも対応します。仕様通りDC3.3〜21V/3.0Aの範囲でPPSのPDO持っています。ただ、QuickChargeはどうも12Vまでの対応みたいですね。

負荷テストは電子負荷出すのが面倒なのと、電子負荷用のType-Cポートを作るのが面倒なのでやりません。この辺は一旦オウルテックを信用することにするので、どなたか追試希望です。

瞬断はあります。ただ必ず瞬断するわけではなく、ざっと挙動をみた雰囲気では、充電器全体の最大出力が切り替わる際に発生するようです。例えば2ポートの使用時の場合、総出力のパターン(後述)は100[W]x2=200[W]のパターンと100[W]+65[W]=165[W]のパターンの2種類がありますが、このパターンは内部で最後の組み合わせを覚えているようで、これを跨ぐような接続替を行うとその時に接続されているポートで瞬断するようです。

PD出力パターン

本機の出力パターンの複雑さはAnker 547 Chagerに負けていない気はしますが、細かいことを考えない運用なら至ってシンプルです。ちなみにポートは正しい位置で置いた場合、向かって正面左からC4, C3, 2C, C1です。左に電源ランプがあるのがC4で、囲いがあるのがC1です。

Owltech公式の商品紹介サイトよりキャプチャ
Owltech, “WEBショップ限定 最大PD100W出力/合計最大245W出力 USB Type-C×4 AC充電器 OEC-ACPD245C4G-BK | 製品情報 | 株式会社オウルテック”, 株式会社オウルテック, 2025年7月29日 1:02:12 JST更新, 2025.07.29閲覧

上記はオウルテック公式のUSB出力パターンです。まぁこれ覚えられる人は覚えていただいて差し支えありませんが、実は割とシンプルなので下記のように覚えると記憶すべきものを圧縮できます。

1ポート使用時

1ポート使用時はどこに挿しても100Wです。

後に挿す機器のことを考えないならどこに挿してもOKです。可能ならC4かC1に挿しておくと2個目3個目がが来た時も100W確保できます。C1なら常に100W確保できます。

2ポート使用時

隣同士さえ避ければ必ず100[W]です。おすすめはC1&C4です。C2とC3は注意が必要です。

本機が一番ややこしいのは2ポート時ですが、結論としては2ポートで使う場合はC1&C4、C1&C3、C2&C4みたいな感じで未使用ポートを1つ挟んで接続してください。これで2つとも100[W]出力が保証されます。

おすすめはC1&C4です。この組み合わせなら間に3ポート目を挿されてもC1/C4の2ポートは100[W]になります。

細かい説明するとC1とC4は相手によらず100[W]出力可能です。しかしC2とC3は相手によって最大出力が変わります。C3は最弱で、C3は隣(C2 or C4)が接続されると必ず65[W]になります。C2はC3が隣だと強くて、C3と隣同士(C3&C2)の時のC2は100[W]ですが、C1と隣同士(C2&C1)の時のC2は65[W]になります。

2ポート使用時はこんな感じで最大200[W]出力と最大165[W]出力の2パターンがあります。前述のようにどうも電源を入れてる間は最後のパターンを覚えているようで、充電器全体の最大出力のパターンが切り替わるような接続替えを行うと瞬断します。

3ポート使用時

どのパターンも両端が100W。挟まれたポートが45W。

3ポートはa.■■■□とb.■■□■とc.■□■■とd.□■■■の4パターンがありますが、いずれもパターンも外側の■が100[W]で、挟まれた間のポートが45[W]です。例えばb.の■■□■のパターンは100[W]/45[W]/空き/100[W]になります。d.の□■■■のパターンなら空き/100[W]/45[W]/100[W]ですね。

絶対では無い気がしますが3ポート使用時に差し替えすると総出力が変わるからか瞬断します。b.■■□■とc.■□■■でもC1やC4が瞬断することがあります。”することがあります”という残念な表現はiPhoneの充電のOn/Offの切り替わりという雑な方法で見ていてそこまで詰めていないためです。

ちなみにこの製品の最大245[W]出力は3ポート使用時の理論値です。

4ポート使用時

C1だけ100[W]。それ以外は45[W]。以上。

ちなみに4ポート出力の時は235[W]です。3ポートの245[W]もそうですが、このプラ筐体で放熱間に合うのかは疑問です。そして使用可能な雰囲気温度の記載は一切ありません。

Satech 165W GaN Charger比較での長所・短所

本機の長所

  • 出力W数が高い。
  • LEDが大人しめ
  • 基本横置きで重いので安定性が高い。
  • Amazonでは安い。
  • 入手性もいい。

LEDに減光シートを貼らなくて良い点は楽でいいです。

本機の短所

  • 梱包が雑。本体ぐらい袋に入れて欲しい。
  • 出力分順当に重い。体積も大きい。
  • 横置きなので設置面積が大きい。
  • 電源コードが短い

プラスチック使用料削減のつもりだか知りませんが、せめて本体ぐらいは袋に入れて欲しいですね。若干擦れたような跡があります。

Satechi 165Wの長所

  • 出力分順当にコンパクトで軽量
  • 縦置きできるので設置面積が小さい。
  • 付属コードが必要十分な長さ。
  • 出力が割とシンプル(160or165[W]になるように最大化してくる)

設置面積は結構大きな長所だと思います。

Satechi 165Wの短所

  • LEDがやんちゃ(無駄に眩しい)なので減光処理が怠い。
  • 出力パネルが脆い。
  • セールでも高い。
  • ディスコン?

出力パネルというのはType-Cポートがある面のフェースプレートです。これは爪で止まってるわけではなく、接着剤だけで止まっているだけなので経年でフェイスプレートが外れて基盤が剥き出しになることがあります。

総合

目新しい要素はないものの据え置き用としては堅実な進化。Satechi 165Wの後継として有用。

Satechi 165Wがリリースされた当時のマルチポートPD充電器市場は、各社が総出力が100[W]とか120[W]の微妙な総出力か、200[W]あっても微妙な出力組み合わせのマルチポートPD充電器を出していた時代でした。Satechi 165Wはそこに165[W]という高出力を4ポートでかつ実用的な出力配分を実現したある意味エポックメイキング的な充電器でした。

まぁエポックメイキングと言っても消費者目線で言うとSatechi 165Wぐらいが及第点といえるレベルで、それ以前のは「代わりがないから買う」みたいレベルでナチュラルに褒められる要素なんてありませんでしたけどね。あとこれの姉妹品の200[W]版は直感的にも微妙な感じがして、スペック見ると「やっぱり無いなー」と確定して商品ページをそっ閉じするぐらいには微妙な仕上がりです。

ACPD245C4Gはこの実用性重視の血筋を引いていて、かつSatechi 165Wの欠点を克服し、純然たる上位互換品と言っても良い印象を受けます。ただ、技術的な目新しさはなく、W数が増加した分だけ順当に重く、大きくなった感じのする製品です。

電源入力は240Vまで対応しますが、海外赴任ならともかく旅行には不向きだと思います。フルサービスキャリア(↔︎LCC)の国際線の預け入れ手荷物は大体23kg〜ですが、この充電器は23kg枠の2.2%を占める重さです。この充電器でなければいけない理由がないなら過剰、重すぎると思います。100Wが不要ならAnker Nano IIの65Wを4つ持つ方が軽くて総出力も高いです。

出力は若干ややこしいですが、パターン自体は少ないので覚えやすい方だと思います。少なくともAnker 547 Chargerよりは全然マシです。

あとは永く壊れなければ今のところ特に文句はないという感じだと思います。

2023年あけましておめでとうございます!

2023年あけましておめでとうございます。

このサイトは2000年開設ですので今年で開設23年になります。
23年前は2020年代もこのサイトが続いていると微塵も思ってませんでしたが、特に閉鎖も何もせず、放置に近い運用していたらいつの間にか22年経ってしまいました。

月並みな表現で芸がありませんが、23年目となる本年もよろしくおねがいします。

今年の初詣

鏡餅を飾ったりとか、雑煮をたべたりとか、正月らしいことを何一つしないYuaihoですが、毎年1月1日に初詣だけはやっています。

今年の初詣は虎ノ門の金刀比羅宮というところです。いわゆる都市型の神社でビルとビルの間にあります。神社の周りにビルが建ったと言うのが正確な表現なんでしょうけど。

未だに鈴を物理でじゃらじゃら鳴らせて陽気なところでした。
初詣先としてはあまり人気がないのか、ほぼノーウェイトで参ることができました。



大学共通テストの規模は実は日本最大級

センター試験の後継の共通テストの出願が始まったみたいです。50万人ぐらい受けるみたいです。

私はこの手の試験を受けたことあるんですがまぁトラウマ級に嫌いですね。まぁそれはいいとして、記事をよく見ると未だにペーパー使ってるんですね。何か宗教上の理由でもあるんでしょうかね。令和になって4年も経つのに不思議です。


大学入学共通テストは1開催あたりで計算すると約50万人/回という日本最大級の受験者数を誇る試験です。ここ(資格部)に各資格の受験者数の統計がありますが、50万人/回超に達する試験は英検と漢検だけです。規模としては漢検が日本最大と言ってもいいのでは?と思います。

英検は1開催に日程が7日とかアホほどあるので、日程あたりでは数は少なくなりますね。TOEIC全体では260万人と多いのですが、この試験は年8回あるので平均的に分散していると仮定すると1開催だと30万人前後です。それでも結構多いですけどね。同様の理由で運転免許試験も1開催あたりの人数は少ないと思われます。

ちなみに国家試験では情報処理試験の2022年春がおよそ167,000 [人](情報処理推進機構)、宅建の2021年度が256,000 [人](不動産ニュース)です(申込者基準、1000未満端数切り捨て)。

宅建は今の所年1回実施ですので、数の規模としては(運転免許試験や)IPAが多いですが、1回あたりの人数は宅建が多いことがわかりますね。5chに資格板というのがあるのですが、盛り上がりが大きい試験もやはりこの2つかなと思います。

ちなみに(2013年のセンター試験の国語で出題されスピンスピンで一躍有名になった)牧野信一の「地球儀」は青空文で全文を読みましたが、残念ながら私にはスピンスピンも含めて一体何が面白いのかいまいちわかりませんでした。この作品では自己満足のために高速回転させるという、作品のタイトルになっている割には雑に扱われてる地球儀ですが、実は今でも製造には手間のかかる贅沢な逸品(YouTube)です。

終戦記念日@2022

終戦記念日ですね。終戦から77年です。
最近は終戦から年数経ちすぎて、教育現場では祖父母に戦争体験をヒアリングして来いって宿題出すと、「私(祖父母)も戦後生まれだからそんなの知らん」って言われるみたいです。

この戦争体験のヒアリングは悲惨さを話してもらうことを主眼にしてるようですが、地域や話者の立場で結構異なるようで、私自身はあまり悲惨な話は聞きませんでした。話さなかっただけの可能性もありますが。

ちなみに私もこの手の宿題を出された記憶があります。理由は忘れましたが何故かスルーして出しませんでした。たぶん纏めるの面倒だったか、発表の日になってやってないことを思い出したかのどっちかだったような気がします。私に当てないで、って思ってたら授業終わってましたw。


今年は行ってないので知りませんが、終戦記念日に靖国神社の最寄駅の九段下駅に行くと、終戦記念日でカーキーの戦時中の国民服や軍服のコスプレした人がウロウロしてることがあってなかなか怖いです。

靖国と言えば、毎年のように閣僚が参拝していますね。私は参拝自体は私費で参拝する分には個人の自由の範疇だと思ってます。自分で稼いだ金をどう使うかは当人の勝手ですしね。公費でやると政教分離の原則に反するとは思いますが。

余談ですが、靖国神社に合祀されているA級戦犯のA級っていうのは学校のクラス分けやオペアンプと同じ単なる分類で、A級だからやばい、高い、というわけでは無いみたいですね。私は合祀の話題はあまり興味ありませんが「へー」とは思いました。

Gigabyte N5105I-H

 GigabyteからJapser Lakeの一般向けマザーのN5105I-Hのページができていますね。発売されているかは知りませんが。なんかMSIみたいな型番です。

 マザーボード見た感じはちょっと微妙です。微妙ポイントはSATA数とATX12Vの存在ですね。

 JasperlakeのSATAはCPUから2本生えている筈なんですが、このマザーボードには物理ポートは1本だけです。M.2にあるわけでもなく、もう一本どこ行った?って感じです。
 最近はM.2にはNVMeつけることも多いのでコストカットで省いたのかもしれないですが、サーバ用途としては若干使いにくい感あります。

 M.2のキーの見た感じと説明書読む限りM.2はPCI Express専用なので、変換つけてSATA化するのも無理そうです。

 ATX12VはASRockで言えば少なくとも無印のJemini LakeからなくてもOK (と言うかATX12Vコネクタ自体無い)なので、これが必要なのも若干微妙です。

 これしか出ないなら他に選択肢はありませんが、他のメーカで出るならちょっと見送りたい雰囲気です。ただ、大手メーカで先陣切った点は良いですね。

ELEVIEW EHD-623N

 Amazonで中華製のHDMI音声スプリッタであるELEVIEWのEHD-623Nを買いました。

 HDMIには音声(デジタル)信号が重畳されていて、HDMIケーブル1本を繋ぐだけで映像信号と音声信号をモニタやテレビに伝送できます。HDMI音声スプリッタとはその音声信号を途中で抽出・終端して、音声をスピーカやDAC等に出力するものです。

 製品は色々出てますが、I/O関連が全部背面にあって、さくらチェッカーでサクラ疑惑が薄く評価もそれほど悪くないものを買いました。

自宅の環境構成

 私の自宅は主要なマシンはFig.1みたいな感じで8chのHDMI KVM Switch(以下、KVM SW)に接続されています。マウスとキーボードは省略してますが、HDMI KVMスイッチで1台のマウス、キーボード、モニタを共有しています。他にも繋がってますが省略してます。

Fig.1 YuaihoのHDMI KVM Switchの構成

 スピーカも1セットありますが、このKVM SWは音声出力(音声スプリッタ)を持ってないので23号機に直結されています。23号機がスピーカを占有しているので、23号機とスピーカを内蔵している32号機のMac Mini以外は音が鳴りません。

 ちなみに32号機のMacMini 2018のスピーカは音質良くないです。籠った音ですし音も小さくて、音量上げると割と歪みます。
 極端なことを言うと往年のMacintosh LCIIMacintosh LC475の内蔵スピーカとそう大きくは変わりません。少なくともスピーカーに関しては25年の歳月の差は感じられません。恐らくStartup ChimeとBeep鳴らせればいいって感じなんでしょうね。知らないですけど。

Fig.1 HDMI音声スプリッタの導入

 対策としてFig.2みたいにKVM SWとモニタの間にHDMI音声スプリッタを入れて、スピーカはこのHDMI音声スプリッタに繋ぐことにしました。この位置に入れてしまえばKVM SWに繋がってる機器は全部HDMI経由で音声が出せるようになるわけですね。

 実は4Kモニタにも音声スプリッタ自体があります。純然たる音声スプリッタ仕様で、モニタ自体にはスピーカが無く、結局外付けスピーカ自体は必要です。
 しかも、試しに使ってみたら存在価値を疑うレベルで低品質(ノイズ乗る、音が割れる)だったので全然使い物になりませんでした。

レビュー的な写真

以下、レビュー的な奴です。

Fig.3 箱を開けたところ

Fig.3は箱を開けたところです。紙ペラ1枚ですが一応日本語の取説が入ってます。EHD-623Mと型番がありますが、本体には書かれていません。

Fig.4 ざっくりとした大きさ

大きさはFig.4みたいな感じです。幅は大体正確です。奥行に関しては斜め上から撮ってる都合で若干長めに映ってると思います。

Fig.5 英語のマニュアル

Fig.5に示す通り英語マニュアルもあります。ちなみに書いてあることが微妙に違います。
日本語では仕様に4K60Hzは5m以下にしろと書かれてますが、英語版はInputは5m迄、Outpuは5m迄にしろと書かれています。まぁ英語版の意図は合わせて5mにしろって言う意味かもしれませんが、この辺りは謎です。

Fig.6 中身のすべて

 Fig.6が内容物全部です。これしか入っていません。電源はUSB-5.5/2.1mmバレルジャックです。付属電源ケーブル(USBケーブル)の長さはコネクタの端から端までの長さが0.8mです。ACアダプタはありません。まっいらないですけどね。
 仕様上の使用電流は350mAなので古(いにしえ)のUSB1.0でも規格的には余裕で流せますね。

 写真はありませんが、本体正面のLEDは控え目で上品だと思います。写真がないのは設置場所が汚いから撮影したくありません。

音質は?

 音質はまぁ普通ですね。23号機のオンボードよりは若干良いような気がしますが、私の耳ではよくわかりません。
 私の耳は鋭敏ではありませんので使用に堪えないものでない限り、あまり悪いとまでは言いません。そこは割引いてください。
 私が使用に堪えない音質というのは割れてる・ひずんでる、ノイズが乗ってる、左右のバランスおかしいとかの、素人でも指摘できるようなものです。

このレビューはYuaiho独自のものです。

HTT

東京電力管内の電力不足は著しいようで、HTTとか言う動画作ったみたいですね。
殖やす、貯める、投資する、でしたっけ?あんまりちゃんと見てませんが、とりあえず、そんな簡単に電気が貯めれたら電力会社の中の人は苦労しないでしょ、って思いました。

このキーワード見てHyper Threading Technologyを想像したのはたぶん私だけでは無いと思います。今日はそれ言いたいだけですが。

まぁ、節電は協力するもしないも自由ですが、協力して体壊しても自己責任なので、そこは気をつけてくださいって思います。熱中症で一番多い場所は住宅等の居住場所らしいですからね。熱中症で亡くなったり後遺症出たりしても誰も補償してくれません。

とはいうものの、出勤先や通学先などの出先で強制的に参加協力させられる方は災難だと思いますが・・・。

余談ですが、私が昔居たとあるビルは契約電力と使用電力がギリギリで、特に電力不足でも無いのに暑い日はビル内でDR (デマンドレスポンス)ガンガンに実施しててクッソ暑かったです。「ドケチ!(幾らか知らないけど)もっと基本量払って!(※)」って思いました。

※高圧受電は1年間の最大使用量が契約容量になるらしく、初期契約か前年分の容量を超過すると1年間超過分が契約容量に組み込まれるので高くつくらしいです。

HTML5への移植

このページについて」(以下aboutページ)の更新しました。

 以前、収益云々を書いたのでそれに関する変更のついでに、もはや一体いつの技術で作られたかわからないこのaboutページを見た目そのままにHTML5準拠のHTMLにしました。

 こんな感じに変わっています。上画像がレンダリング後のBefore → Afterで、下画像がHTMLファイルのBefore→Afterです。
 レンダリング後の見た目は殆ど変わってませんが、HTMLソースとしては割と綺麗になったんじゃないかなーと思います。

レンダリング後の表示。左がBefore、右がAfter(キャプチャ画像は原寸ではありません。)
HTMLの表示。左がBefore、右がAfter(キャプチャ画像は原寸ではありません。)

HTMLソースはキャプチャ後に、W3C Validatorでエラー修正したため現在と完全に同一ではありません。

 ほぼ見た目そのままに移植できていますが、ページの1番上はHTML5にしてからは<h1>タグに統一してるので、ページトップに関しては旧来と比較するとレイアウトのズレが出てきてしまっていますね。

 私のサイトは全体的に文字装飾の種類が少ないです。そのためCSSの書き方を工夫すれば4〜7割のHTMLタグは置換でリプレースできてしまっています。
 工夫とは例えばCSSに下記のようなセレクタを書いておくと、前者は<p align=”center”>を<p class=”center”に置換するだけで同じような効果が出るようになります。後者は<b>を<span class=”bold”>で置換すれば大体OKです。まぁfontタグに色々入ってると手動で書き換えざるえませんが。
 この方法はもしかしたら邪道かもしれないですが、とりあえずValidaterは何も言ってきませんでした

p.center{
	text-align: center;
}

span[class*="bold"]{
	font-weight: bold;
}

 HTML5準拠に直してるのはCSSでレイアウト調整などをするほうが表現が多彩で楽ですし、継続利用するメリットが無い古い技術を使い続けるのが嫌だからですねー。
 デザインが前世紀そのまんまなのは半分はこだわり、半分は新しいレイアウトや配色を考えるのが面倒臭いからですね。

 前者のこだわりというのは古いサイトのように見えて中身は現代のものを使うことですね。スチームパンク的なやつです。まぁ謎のこだわりですね。古いこと自体は装う必要もない事実ですが。
 後者のレイアウト考えるの面倒くさい問題ですが、実はこのサイトは一応オリジナルデザインです。まぁ実際は何も考えずに書き殴ったに近いんですが、古いながらも割と完成されているので考え直すのが面倒なんですよね。というかフォーマット考えるぐらいならCMSにしてますしね。
(※トップのカウンタの画像は素材集です。)

 HTML5云々と書いてますが、HTML5自体は2021年にとっくにオワコンで、今はHTML Living Standardが現行なことは実は知ってます。
 ただ、Living Standardに関しては今の所Validatorが見当たらないのと、どのみち古いコンテンツはHTML4すら怪しいです。また、特に凝ったことしてないので、HTML5とHTML Living Standardに差分があってもそんな簡単に抵触しねーだろ、と思ってるのでとりあえず5準拠ということでまぁいいやってなってます。

 この準拠作業はMy Computersでは何回もやりましたが、意外と地味に面倒くさいです。なので更新する予定の無いページや調整面倒くさいページは放置しています。
 実際、My Computersでも廃棄済機や引退機はマシン同様、HTMLも放置プレイですね。

さようならInternet Explorer

 米国時間だと明後日の06/15にIEことInternet Explorerが27年の歴史に幕を下ろすようですね。

 私はあんまりIEを使っていなかったので強い思い入れはありませんが、初めて使ったWebブラウザはIEでしたし、IE4でOSに組み込まれたActive Desktopは結構な衝撃だった記憶があります。
 あんまり使ってなかったのは、レンダリング遅いのとウイルスの感染リスクが高いが嫌だったから避けていたと言う感じですね。昔は割とアンチMSでしたが、その割にMac 版のIEは割と普通に使っていました。
 最初のレンダリングの遅さは下記に示すとおりジョークにもなってます。

画像はオリジナルがよくわからなかったのでRedditからの無断転載です。
What are we? BROWSERS!
「我々は何(者)だ?」「(Web)ブラウザだ!」
What do we want? MORE SPEED!
「我々が欲しいのは何だ?」「(もっと速い)スピードだ!」
And when do we want it? RIGHT NOW!!!
「それが欲しいのはいつだ?」「今すぐだ!!!」
Browsers!
IE:「ブラウザだ!」

 上記の風刺はそもそもWhat are weっていうミームがあって、その派生らしく画像がいくつかあります。私は貼ってる画像が1番好きですね。全て終わった残念な雰囲気の中、IEが思い出しかのようにBrowsers!って言ってるニヒルな感じがたまらないです。

 まぁそんな感じでIEが消えること自体はそんな感じでそれほど感慨深いわけでもありませんが、レンダリングエンジンのモノカルチャー化が一層進むのはやや懸念を感じます。

 IEはTridentというレンダリングエンジンを使ってます。
 他のエンジンとしてはChrome系が「Blink」、FireFoxは「Gecko」、Safariの「WebKit」があります。というかマイナーなヤツや何使ってんだかわからないのを除くとこれでほぼ全部です。
 このうちIEが開発終了になることでTridentという独立派閥が丸ごと消えることになります。後継のChrominum EdgeはChrome系なのでBlinkですね。

 Trident派閥が消えると、世の中のレンダリングエンジンは大勢としてはGecko系とWebKit系、Blink系のほぼ3種類しか残らないというかなり寡占化が進む状態になります。
 ちなみにこの中でシェア大きいのはBlink系ですね。

 レンダリングエンジンの減少はサイト作る側としては考慮するブラウザが減るメリットはあります。ただ、競争が無い状態はユーザにはあまりメリットがあるとは思えませんね。
 寡占化が進んでもこのまま1社に寡占化が進むと、かつてIE6であったように独自仕様が蔓延る下地になるリスクを孕んでるなーと感じます。
 現状のGoogleはMSほどはエゲツない感じではありませんが、目指してるところはそんなに変わらない気もしますしね。

 どうでもいいですが、私はNetscapeからのMozilla派です。どっちも昔は一世を風靡してたんですけどねぇ。

ブログを始めた理由#3

前回の続きです。

 3つ目の理由は平たく言うと収益化です。「結局お前んところも結局金か!」というとまぁその通りです。負けた気がしなくもないですが、先立つものは必要です。
 ただ、私自身は広告をべたべた貼ってるサイトは好きではないので、一体何が主コンテンツなのかわからない所謂アフィカスサイトのように露骨にやる気は無いです。レンタルサーバ代とドメイン代ぐらい稼いでほしいかなってぐらいです。特に後者ですね。

 本当はあわよくばAdobe CCが契約できるぐらい金が入って、タグ打ちのめちゃダルいHP更新なんかやめて効率的にHP作れるようにしたいとは思ってます。
 でも、このサイトのこのモットー(一般受けしないものをあなたに)でPVを伸ばすのはそもそも難易度高そうなので、運営費ぐらい捻出できればいいかなぁと思ってます。

 運営費が云々というは出費が厳しいと言うより、ドメイン代が右肩上がりなのが気になってます。このサイトの運営費はこれ以上の費用削減は難しいので放って置くと費用増大しかしないですからね。
 宣伝する気は1ミリもありませんが、ここで使ってるValuedomainとxreaはドメインもレン鯖も業界最安ではないものの(付帯サービスを考慮に入れなくても)かなり安い部類です(※)。特にgTLDドメインは昔から安くて、gTLDはValuedomainより安いところを探すのは難しいぐらいです。

 でもドメイン(gTLD)って毎年ではありませんが、実はじりじり値上がりしています。例えば、このサイトで使ってるドメインの「.com」は2008年当時(yuaiho.server.ne.jpからの移転当時)は990円でしたが今は1,580円です。
 これは昨今の円安の影響ではなく、そもそもUSDベースでも値上がりしています(21枚目参照)。値下がりするような要素も見当たらないので今後も値上がりが続くと思います。

 ちなみにレン鯖はXREAの有料プランで月200円、年間2,400円です。MySQLやLet’s Encryptをタダで使えること考えると乗り換えるモチベーションは無いですね。
 VPS/自宅鯖は・・・とてもやりたくないです。レン鯖は鯖の帯域維持費管理コストもろもろを200円で丸投げ出来て、自分はWeb部分だけに集中出来ます。
 WebサーバはYuaiho17ぐらいのPV規模だと、アタックログほうが多いぐらいで、静的コンテンツメインのHP公開の目的のためだけに宅鯖やVPSなんかやってられっかって感じですね。

 まぁ色々書きましたが、今後費用が右肩上がりにしかならないなら増える分は他で賄って欲しい。できればAdobe CCでもっと楽したい。3つ目の理由はそんな感じです。

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