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ELEVIEW EHD-623N

 Amazonで中華製のHDMI音声スプリッタであるELEVIEWのEHD-623Nを買いました。

 HDMIには音声(デジタル)信号が重畳されていて、HDMIケーブル1本を繋ぐだけで映像信号と音声信号をモニタやテレビに伝送できます。HDMI音声スプリッタとはその音声信号を途中で抽出・終端して、音声をスピーカやDAC等に出力するものです。

 製品は色々出てますが、I/O関連が全部背面にあって、さくらチェッカーでサクラ疑惑が薄く評価もそれほど悪くないものを買いました。

自宅の環境構成

 私の自宅は主要なマシンはFig.1みたいな感じで8chのHDMI KVM Switch(以下、KVM SW)に接続されています。マウスとキーボードは省略してますが、HDMI KVMスイッチで1台のマウス、キーボード、モニタを共有しています。他にも繋がってますが省略してます。

Fig.1 YuaihoのHDMI KVM Switchの構成

 スピーカも1セットありますが、このKVM SWは音声出力(音声スプリッタ)を持ってないので23号機に直結されています。23号機がスピーカを占有しているので、23号機とスピーカを内蔵している32号機のMac Mini以外は音が鳴りません。

 ちなみに32号機のMacMini 2018のスピーカは音質良くないです。籠った音ですし音も小さくて、音量上げると割と歪みます。
 極端なことを言うと往年のMacintosh LCIIMacintosh LC475の内蔵スピーカとそう大きくは変わりません。少なくともスピーカーに関しては25年の歳月の差は感じられません。恐らくStartup ChimeとBeep鳴らせればいいって感じなんでしょうね。知らないですけど。

Fig.1 HDMI音声スプリッタの導入

 対策としてFig.2みたいにKVM SWとモニタの間にHDMI音声スプリッタを入れて、スピーカはこのHDMI音声スプリッタに繋ぐことにしました。この位置に入れてしまえばKVM SWに繋がってる機器は全部HDMI経由で音声が出せるようになるわけですね。

 実は4Kモニタにも音声スプリッタ自体があります。純然たる音声スプリッタ仕様で、モニタ自体にはスピーカが無く、結局外付けスピーカ自体は必要です。
 しかも、試しに使ってみたら存在価値を疑うレベルで低品質(ノイズ乗る、音が割れる)だったので全然使い物になりませんでした。

レビュー的な写真

以下、レビュー的な奴です。

Fig.3 箱を開けたところ

Fig.3は箱を開けたところです。紙ペラ1枚ですが一応日本語の取説が入ってます。EHD-623Mと型番がありますが、本体には書かれていません。

Fig.4 ざっくりとした大きさ

大きさはFig.4みたいな感じです。幅は大体正確です。奥行に関しては斜め上から撮ってる都合で若干長めに映ってると思います。

Fig.5 英語のマニュアル

Fig.5に示す通り英語マニュアルもあります。ちなみに書いてあることが微妙に違います。
日本語では仕様に4K60Hzは5m以下にしろと書かれてますが、英語版はInputは5m迄、Outpuは5m迄にしろと書かれています。まぁ英語版の意図は合わせて5mにしろって言う意味かもしれませんが、この辺りは謎です。

Fig.6 中身のすべて

 Fig.6が内容物全部です。これしか入っていません。電源はUSB-5.5/2.1mmバレルジャックです。付属電源ケーブル(USBケーブル)の長さはコネクタの端から端までの長さが0.8mです。ACアダプタはありません。まっいらないですけどね。
 仕様上の使用電流は350mAなので古(いにしえ)のUSB1.0でも規格的には余裕で流せますね。

 写真はありませんが、本体正面のLEDは控え目で上品だと思います。写真がないのは設置場所が汚いから撮影したくありません。

音質は?

 音質はまぁ普通ですね。23号機のオンボードよりは若干良いような気がしますが、私の耳ではよくわかりません。
 私の耳は鋭敏ではありませんので使用に堪えないものでない限り、あまり悪いとまでは言いません。そこは割引いてください。
 私が使用に堪えない音質というのは割れてる・ひずんでる、ノイズが乗ってる、左右のバランスおかしいとかの、素人でも指摘できるようなものです。

このレビューはYuaiho独自のものです。

HTT

東京電力管内の電力不足は著しいようで、HTTとか言う動画作ったみたいですね。
殖やす、貯める、投資する、でしたっけ?あんまりちゃんと見てませんが、とりあえず、そんな簡単に電気が貯めれたら電力会社の中の人は苦労しないでしょ、って思いました。

このキーワード見てHyper Threading Technologyを想像したのはたぶん私だけでは無いと思います。今日はそれ言いたいだけですが。

まぁ、節電は協力するもしないも自由ですが、協力して体壊しても自己責任なので、そこは気をつけてくださいって思います。熱中症で一番多い場所は住宅等の居住場所らしいですからね。熱中症で亡くなったり後遺症出たりしても誰も補償してくれません。

とはいうものの、出勤先や通学先などの出先で強制的に参加協力させられる方は災難だと思いますが・・・。

余談ですが、私が昔居たとあるビルは契約電力と使用電力がギリギリで、特に電力不足でも無いのに暑い日はビル内でDR (デマンドレスポンス)ガンガンに実施しててクッソ暑かったです。「ドケチ!(幾らか知らないけど)もっと基本量払って!(※)」って思いました。

※高圧受電は1年間の最大使用量が契約容量になるらしく、初期契約か前年分の容量を超過すると1年間超過分が契約容量に組み込まれるので高くつくらしいです。

核兵器禁止条約不参加

核兵器禁止条約、初の締約国会合で不参加日本は不参加だそうで。

 核保有国はいないから参加しないことはまぁ一応筋は通っているとは思いますが、核保有国が加入するように被爆国として汗かけやって声もあるみたいです。

 核兵器といえば私が行ってた学校では平和教育(原爆について)がありました。原爆以外バージョンもありましたが、どっちも内容はよくある「当時生きていた方の体験を聞きましょう」的な感じですね。
 どっちにしても戦争は悲惨だ。2度とすべきではない。という割と結論ありきのやつです。

 肝心の話の内容は忘れてしまったわけですが、それより前に聞いた原爆以外バージョンのほうが凄惨すぎて今でもそっちのほうは覚えています。
 たぶん、原爆バージョンも大概悲惨だったはずですが、覚えていないということはあまり伝わらなかったってことですかね。話す力や伝える力って大事です。

 まぁ結論ありきの平和教育は別にいいのですが、どちらも今考えると悲惨な結果を招いた「プロセス部分」についてはついぞ振り返られることはありませんでした。

 原爆死没者慰霊碑にあるらしい(※)「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」の過ちが何を指すのかは正直謎で肝心の広島市ですら趣旨は説明しても意味については回答していない有様ですが、少なくとも繰り返さないというのを再発防止観点では考えるなら戦争という事態を招いたプロセスや戦争のプロセスが問題では?と思います。

※あるらしい: 一応実物は見たはずなんですが・・・。

 プロセスを振り返ることなく、悲惨な側面の強調が再発防止になるのか?というのは今になって考えると疑問です。

HTML5への移植

このページについて」(以下aboutページ)の更新しました。

 以前、収益云々を書いたのでそれに関する変更のついでに、もはや一体いつの技術で作られたかわからないこのaboutページを見た目そのままにHTML5準拠のHTMLにしました。

 こんな感じに変わっています。上画像がレンダリング後のBefore → Afterで、下画像がHTMLファイルのBefore→Afterです。
 レンダリング後の見た目は殆ど変わってませんが、HTMLソースとしては割と綺麗になったんじゃないかなーと思います。

レンダリング後の表示。左がBefore、右がAfter(キャプチャ画像は原寸ではありません。)
HTMLの表示。左がBefore、右がAfter(キャプチャ画像は原寸ではありません。)

HTMLソースはキャプチャ後に、W3C Validatorでエラー修正したため現在と完全に同一ではありません。

 ほぼ見た目そのままに移植できていますが、ページの1番上はHTML5にしてからは<h1>タグに統一してるので、ページトップに関しては旧来と比較するとレイアウトのズレが出てきてしまっていますね。

 私のサイトは全体的に文字装飾の種類が少ないです。そのためCSSの書き方を工夫すれば4〜7割のHTMLタグは置換でリプレースできてしまっています。
 工夫とは例えばCSSに下記のようなセレクタを書いておくと、前者は<p align=”center”>を<p class=”center”に置換するだけで同じような効果が出るようになります。後者は<b>を<span class=”bold”>で置換すれば大体OKです。まぁfontタグに色々入ってると手動で書き換えざるえませんが。
 この方法はもしかしたら邪道かもしれないですが、とりあえずValidaterは何も言ってきませんでした

p.center{
	text-align: center;
}

span[class*="bold"]{
	font-weight: bold;
}

 HTML5準拠に直してるのはCSSでレイアウト調整などをするほうが表現が多彩で楽ですし、継続利用するメリットが無い古い技術を使い続けるのが嫌だからですねー。
 デザインが前世紀そのまんまなのは半分はこだわり、半分は新しいレイアウトや配色を考えるのが面倒臭いからですね。

 前者のこだわりというのは古いサイトのように見えて中身は現代のものを使うことですね。スチームパンク的なやつです。まぁ謎のこだわりですね。古いこと自体は装う必要もない事実ですが。
 後者のレイアウト考えるの面倒くさい問題ですが、実はこのサイトは一応オリジナルデザインです。まぁ実際は何も考えずに書き殴ったに近いんですが、古いながらも割と完成されているので考え直すのが面倒なんですよね。というかフォーマット考えるぐらいならCMSにしてますしね。
(※トップのカウンタの画像は素材集です。)

 HTML5云々と書いてますが、HTML5自体は2021年にとっくにオワコンで、今はHTML Living Standardが現行なことは実は知ってます。
 ただ、Living Standardに関しては今の所Validatorが見当たらないのと、どのみち古いコンテンツはHTML4すら怪しいです。また、特に凝ったことしてないので、HTML5とHTML Living Standardに差分があってもそんな簡単に抵触しねーだろ、と思ってるのでとりあえず5準拠ということでまぁいいやってなってます。

 この準拠作業はMy Computersでは何回もやりましたが、意外と地味に面倒くさいです。なので更新する予定の無いページや調整面倒くさいページは放置しています。
 実際、My Computersでも廃棄済機や引退機はマシン同様、HTMLも放置プレイですね。

Gemini Lake Refreshの後継と米国株式市場

米国市場急落しましたね。ヤバげです。

 所有マシン群で更改待ちの24, 25, 34号機ですが、自称Tremont更改(通称Jasper更改)という更改計画でリプレースを予定しています。それの何が問題かというとこの計画で使う資金が米国市場で運用されているからですね。

 Tremont更改(自称)とは、簡単に言うとJasper LakeのSoCを搭載したMiniITXマザーボードで自作し、例の計画(ピクシブ百科事典/ニコニコ大百科)をPCに適用して、で末長く大切に使ってきた古いマシンである、24, 25, 34号機をばっさりとリプレースすると計画です。

 3台リプレースできる予算と資金を確保してあるのですが、その一方でJasper Lake (やその親戚のElkhart Lake、それら後継のAlderlake-N)のSoC on MiniITXのマザーボードは一向に出る気配がありません。2021年にFanlessTechの中の人が「キャンセルだって聞いたよ(Twitter)」のあとはもう消息すら不明で、市場に出てくるのは(業務で)一般のPC用としては使い勝手の悪そうなElkhart Lakeか、マザーボードがITXの形をしていないベアボーンかミニPCばっかりです。

 ミニPCは絶対NGではないもの、避けたい気持ちはあります。
 たしかに24号機25号機はShuttleのベアボーンでしたが、スペックや運用、予備パーツ戦略、その他色々考えた結果、私の中ではメーカ独自のベアボーンやNUCよりMini ITX + 小型ケースが(割と暇な)サーバには最良という結論になりました。

 ところで、MiniITXを一気に3台新造出来るだけの金は結構な額になります。
 早々に更改したのは山々ですが、いつまでもJasper LakeのITXマザーボードがリリースされないからと言って、これをそのまま遊ばせておいても無駄です。
 なので、今年からこの予算を投資信託で運用しています。Jasperlakeマザーがリリースされない場合、老朽機での運用は苦しむことになるが、その分儲かる(かもしれない)という算段ですね。

 で、で、その投資信託はS&P500とNASDAQ100のインデックスファンドなんですよねぇ。今年から投下を始めたので平均取得額が高めなんですが…昨日今日で絶賛爆下がり中ですね。NASDAQの方なんか降下幅大きすぎたのか、今日なんて下落お知らせメールがきましたね…。

 まぁ、別にJasper Lake(かElkhartかAlderlak)出ない分にはどのみち更改出来ませんが、回復してもらわないと仮に奇跡的にマザーボードがリリースされても身動きとれなくなるので困りますねぇ。
 損失覚悟で解約売却すること自体はできなくはまぁ無いのですが、円安でパーツの値段もじりじり上がってきてます。そのため基準額上がらず損失出ると予算不足で更改できなくなってしまうので割とヤバげです。

さようならInternet Explorer

 米国時間だと明後日の06/15にIEことInternet Explorerが27年の歴史に幕を下ろすようですね。

 私はあんまりIEを使っていなかったので強い思い入れはありませんが、初めて使ったWebブラウザはIEでしたし、IE4でOSに組み込まれたActive Desktopは結構な衝撃だった記憶があります。
 あんまり使ってなかったのは、レンダリング遅いのとウイルスの感染リスクが高いが嫌だったから避けていたと言う感じですね。昔は割とアンチMSでしたが、その割にMac 版のIEは割と普通に使っていました。
 最初のレンダリングの遅さは下記に示すとおりジョークにもなってます。

画像はオリジナルがよくわからなかったのでRedditからの無断転載です。
What are we? BROWSERS!
「我々は何(者)だ?」「(Web)ブラウザだ!」
What do we want? MORE SPEED!
「我々が欲しいのは何だ?」「(もっと速い)スピードだ!」
And when do we want it? RIGHT NOW!!!
「それが欲しいのはいつだ?」「今すぐだ!!!」
Browsers!
IE:「ブラウザだ!」

 上記の風刺はそもそもWhat are weっていうミームがあって、その派生らしく画像がいくつかあります。私は貼ってる画像が1番好きですね。全て終わった残念な雰囲気の中、IEが思い出しかのようにBrowsers!って言ってるニヒルな感じがたまらないです。

 まぁそんな感じでIEが消えること自体はそんな感じでそれほど感慨深いわけでもありませんが、レンダリングエンジンのモノカルチャー化が一層進むのはやや懸念を感じます。

 IEはTridentというレンダリングエンジンを使ってます。
 他のエンジンとしてはChrome系が「Blink」、FireFoxは「Gecko」、Safariの「WebKit」があります。というかマイナーなヤツや何使ってんだかわからないのを除くとこれでほぼ全部です。
 このうちIEが開発終了になることでTridentという独立派閥が丸ごと消えることになります。後継のChrominum EdgeはChrome系なのでBlinkですね。

 Trident派閥が消えると、世の中のレンダリングエンジンは大勢としてはGecko系とWebKit系、Blink系のほぼ3種類しか残らないというかなり寡占化が進む状態になります。
 ちなみにこの中でシェア大きいのはBlink系ですね。

 レンダリングエンジンの減少はサイト作る側としては考慮するブラウザが減るメリットはあります。ただ、競争が無い状態はユーザにはあまりメリットがあるとは思えませんね。
 寡占化が進んでもこのまま1社に寡占化が進むと、かつてIE6であったように独自仕様が蔓延る下地になるリスクを孕んでるなーと感じます。
 現状のGoogleはMSほどはエゲツない感じではありませんが、目指してるところはそんなに変わらない気もしますしね。

 どうでもいいですが、私はNetscapeからのMozilla派です。どっちも昔は一世を風靡してたんですけどねぇ。

M2 MBA/MBPのリリースとメモリ餓鬼道の思い出

M2 MBA/MBPのリリース

 今週はM2のMBA/MBPが出ましたね。

 M1 Macはメモリ量がネックでしたが、ユーザの声が大きかったのか何かよく知りませんが、MBAでも上限を24GBまで上げてきました。私はMBAもMBPも買うつもりはありませんが、メモリ量でApple SiliconのMacを躊躇してた人には割と朗報だと思います。

 私はIntel版Mac mini 2018を使っていますが、これは前述のように搭載メモリ量の問題ですね。M1 Macminiがどんなに凄くて、AppleのNVMe SSDがどんなに速くて、macOSのメモリの使用効率がどんなに効率的でも、メモリを盛った状態で16GBは少なくて厳しいなぁ思います。

 こんな感じで搭載メモリでマシンを評価するぐらい私は”メモリ積みたがり”です。必要かどうかはとりあえず置いておいて最大容量か、最大容量まで積む傾向があります。自認しています。
 これは所有機にも現れてて、極端に搭載量が多い23号機を抜いても、背景色が緑の行の現役機/現役期は平均で16GB搭載しています。まぁ容量優先なのでクロックやメーカは拘りが薄いんですが。
 こうなった原因はメモリ不足の歴史(思い出)ですね。特に足りなかったのは2号機と3号機と8号機でした。前者2つはもうトラウマ級に足りませんでした。

メモリ餓鬼道へ

 最初の2号機のMacintosh LC IIは1998年当時としても少ない10MBしかメモリが搭載できず、しかもこの10MBが最大容量でした。今無きConnectixのRAM Doublerという謎技術を使った仮想メモリの機能拡張で頑張ってました、が、肝心のSWAP先のHDD(100MB)は遅いため当然swapが発動すると動作は劇遅でした。
 メモリを食うソフト、特にブラウザ(Netsacpe Navigator 2.02)は忘れた頃に起動してるような有様でした。CPUが68030の16MHzしかなかったので「一旦起動したら速い」なんてことも全くなく、起動してもバリバリ低速でした。

 3号機のMacintosh LC 475も当初は12MBと2号機から2MB増えたもののIE2.0よりさらにメモリ大食いのNetscape Navigator 3.03や4.0その他もろもろを動かしてました。
 2号機に比べればまだマシだったものの、RAM Doubler使っててもやっぱりSWAPしまくりで、そのSwap先のHDDはやっぱり遅かったです。残当ですが、ブラウザ等のメモリを食うアプリケーションは起動が呆れるほど遅く延々と船の操舵輪と灯台ビーム(※)を見せられてた記憶があります。こっちは2号機と違ったのは流石に68LC040 25MHzだったので、一旦起動するとそれなりには動きました。

(※操舵輪・灯台ビーム: どちらもNetscape起動時のスプラッシュウィンドウに描かれてた絵(guidebookgallery.orgより)のことです。Netscape Navigator 2.02や3.02が操舵輪で、Netscape Communicator 4系が灯台でした。)

 5号機のPower Mac G4はその鬱積を晴らすべく、2002年ぐらいには早々にメモリを706MB以上に上げました。が、これも途中でメモリ価格高騰に煽られ、結局最大容量の2GB化(※)したのは2010年代に入ってからでした。
 この2002年でこのメモリ量は多いほうです。同時期ぐらいのハイエンド帯に属するPC(Logitechのサイトより)でもせいぜい512MBです。溜まってますねw

(※2GB化: G4/Sawtoothの最大搭載メモリは2GBです。ちゃんとOS9でも2GB積んでることは認識されます。ただ、OS9では1.5GBまでしか使えないので、「このコンピュータについて」では残り512MB分はMacOSが使ってることになってます。正確に言うとOSが使ってる分に512MBが足されます。)

 8号機の自作機は金が無い中建造したのでメモリに回す資金が無く、G4から64GB外してきて運用していました。64MBでWindows2000は、さっきの2台ほどではありませんがやっぱりSWAPしっぱなしで特にログオンとアプリケーション切替は爆遅でした。

 まぁ2010年代に入るまでだいたいメモリが足りていなかったんですね。メモリがいっぱい欲しくて仕方なかったわけです。

 2012年に23号機が32GBで新造するまでは(一応の解決を見た機材もいくつかありましたが)こんな感じでずーっとメモリ不足か、メモリ高騰で悩まされて続けてました。
 この23号機の32GBですが、これ書いてる2022年でも32GB搭載されていればクライアントPCとしてはそれなりに多い方だと思います。この容量を2012年にすでに導入してるあたりメモリ量への熱いパトスがひしひし感じられらと思いますw。
ちなみに、同価格帯、同世代ぐらいの市販機上位モデル(ITmediaより)でも標準4GBとかそんなもんです(23号機とほぼ同じ価格)。

 32GBはさすがに不足ということは無くなりましたが、とらいえずこんな感じでメモリに悩んで来たので、メモリを盛れないor盛れても上限低いとちょっと食指動かないなーというのがApple Silicon系Macに持ってるイメージですね。

 今回のリリースはノートPCでメモリ容量を24GBに緩和してきたので上記はどちらかと言うとデスクトップモデルのMacminiに向けたものですね。まぁMacminiはAppleの放置プレイが激しいのでしばらく搭載メモリ上限増えそうには無さそうですが。

 というか、22号機のMacBook Air 2011だってせめてメモリが8GBあれば引退なんかさせずWindows専用機にしてこき使ってたと思います。やはりメモリは餓鬼道ですね。

ブログを始めた理由#3

前回の続きです。

 3つ目の理由は平たく言うと収益化です。「結局お前んところも結局金か!」というとまぁその通りです。負けた気がしなくもないですが、先立つものは必要です。
 ただ、私自身は広告をべたべた貼ってるサイトは好きではないので、一体何が主コンテンツなのかわからない所謂アフィカスサイトのように露骨にやる気は無いです。レンタルサーバ代とドメイン代ぐらい稼いでほしいかなってぐらいです。特に後者ですね。

 本当はあわよくばAdobe CCが契約できるぐらい金が入って、タグ打ちのめちゃダルいHP更新なんかやめて効率的にHP作れるようにしたいとは思ってます。
 でも、このサイトのこのモットー(一般受けしないものをあなたに)でPVを伸ばすのはそもそも難易度高そうなので、運営費ぐらい捻出できればいいかなぁと思ってます。

 運営費が云々というは出費が厳しいと言うより、ドメイン代が右肩上がりなのが気になってます。このサイトの運営費はこれ以上の費用削減は難しいので放って置くと費用増大しかしないですからね。
 宣伝する気は1ミリもありませんが、ここで使ってるValuedomainとxreaはドメインもレン鯖も業界最安ではないものの(付帯サービスを考慮に入れなくても)かなり安い部類です(※)。特にgTLDドメインは昔から安くて、gTLDはValuedomainより安いところを探すのは難しいぐらいです。

 でもドメイン(gTLD)って毎年ではありませんが、実はじりじり値上がりしています。例えば、このサイトで使ってるドメインの「.com」は2008年当時(yuaiho.server.ne.jpからの移転当時)は990円でしたが今は1,580円です。
 これは昨今の円安の影響ではなく、そもそもUSDベースでも値上がりしています(21枚目参照)。値下がりするような要素も見当たらないので今後も値上がりが続くと思います。

 ちなみにレン鯖はXREAの有料プランで月200円、年間2,400円です。MySQLやLet’s Encryptをタダで使えること考えると乗り換えるモチベーションは無いですね。
 VPS/自宅鯖は・・・とてもやりたくないです。レン鯖は鯖の帯域維持費管理コストもろもろを200円で丸投げ出来て、自分はWeb部分だけに集中出来ます。
 WebサーバはYuaiho17ぐらいのPV規模だと、アタックログほうが多いぐらいで、静的コンテンツメインのHP公開の目的のためだけに宅鯖やVPSなんかやってられっかって感じですね。

 まぁ色々書きましたが、今後費用が右肩上がりにしかならないなら増える分は他で賄って欲しい。できればAdobe CCでもっと楽したい。3つ目の理由はそんな感じです。

 広告は載せるなら広告であると明示する方針です。

ブログを始めた理由#2

前回の続きです。

 2つ目の理由は1つめにも関係しているんですが、更新ダルからとコンテンツ作るのサボってネタが風化していくのがもったいないので改善したいと思ってました。

 更新履歴見るとめちゃくちゃ更新サボってますが、ネタ自体は日々溜まってて書きたいなーと思っているものは実は結構あります。でも、画像を編集して、手動で貼って、手動でタグ打って記事書くがゲロ面倒なので実は敬遠してました。

 ホームページなりブログなり記事は世間に公開して初めて意味を持ちます。つまり評価される資格を与えられるわけですね。まぁどう評価されるかは別の問題ですが、少なくとも公開されない内容は世の中としては存在しないと同義です。

 ここは「一般受けしないものをあなたに」がモットーなので、1000人に1人が探してる情報が提供できるならこのサイトはちゃんと価値がありますし、他のサイトが他と被ってる内容でも検証、別視点の価値ぐらいはあると思ってます。
 でも、それは公開されればの話なのでいつまでも温めてたら意味がありません。

 こんな感じで自分のほかに誰かの役に立つかも知れない情報を、自分しか知らないまま風化させてしまうのは勿体ないと思い、もう少し楽に情報出せそうなブログを始めてみました。まぁ今後どうなるかはわかりませんが。
 Twitterもありますが、これはとりあえず作ったもののこのあとどうしようかなと思ってます。

ブログを始めた理由#1

昨日の続きです。

 ブログ始めた理由の1つは、古いサイトの更新が極めてダルいことですね。
 つまりWYSIWYGで編集、つまりワープロライクでまともに作れなくなったのが面倒で仕方ないです。

 Yuahio17は前世紀(2000年)からあるサイトです。
 リニューアルは1度もまともにやったことはないので古い記事のHTMLは当然古いです。最古はクラリスホームページなんていう1997年製のソフトで書かれてます。HTML3というヤツです。HTML5ですらすでに規格としては終わってますからめちゃくちゃ古いですね。レガシー通り越してビンテージものです。

 そんなビンテージサイトを現行macOSにおいて、まともに編集可能で、安くて、WYSIWYGなHTMLエディタなんてありません。WYSIWYGのエディタ自体はあるんですが、ボロボロで使い物になりません。
 BlueGriffonはcatalina以降まともに動かないですし、HEXはcss認識しません。Dreamweaverは私にはちょっと出せないです。

 となると最後の手段として延々タグ打ちするしかありませんが、これがダルくて仕方ないわけですね。タグ打ち自体は(リファレンスを見ながらでもよければ)私も普通に出来ます。というかやってはいます。
 でもダルいです。やらずに済むならやりたくありません。

 先月My Computersを編集しましたが、実はホームページや新しい記事、大幅に手を入れた記事はHTML5+CSS3で書いたり書き直したりしています。22年前から見た目変わらないので信じられないかもしれませんが、デザイン古いままHTMLに移植してます。これは結構頑張りました。

 でも、今までWYSIWYGで書いてきた身としては、HTML+CSS3をテキストエディタで編集するのはのゲロ面倒でした。HTMLのコードとCSSのコードの弄らないといけないですからね。まぁそれが本来のやり方なんでしょうけど、文字大きくするのもWYSIWYGエディタならボタン1発ですが、テキストエディタで書くとCSSでデザイン定義してclass指定してやる必要があります。
 私はWebエンジニアでないので、このHTMLのタグ打ちしてブラウザでちくちく確認するのは苦行です。

 CMSって方法も考えましたが、管理方法考えて移行かけるの面倒でしたので、当面既存の方はそのままにして、ブログにしちゃえということのが始めた理由の1つです。